おおいなる存在に抱かれ

第一部　「人生を整える」

「人生を整える」ということをお考えになったことがあるでしょうか。
様々な価値観、多くの枠組みなどのうちで、あわせるようにして自己の人生を
まっとうしようとします。いつか人生は消えるようにして周囲にあわせ、様々な
象徴的な言葉によってつき動かされ、時に自分自身まで見失います。
今や人生の時であるといえば、奇異に感じるでしょうか。
まるで何も感じないかもしれません。
あらゆる時々に、時には一日に何度も、一人一人に人生を活かす機会があります。
自己の身体内を整えれば、同様に人生は整えられます。

第二部　「愛は一度きりの人生を実現します」

生命の交流する愛。
見ること、見られることで退けられてしまう愛。
人間特有の愛は時間に囚われず、大いなる存在に応じ心身の芯から整います。
整えるといっても、伸ばしたり、曲げたりといった状態ではなかなか叶いません。
愛が少しでも欠けたら叶わないのです。
問題は愛にあるのではありません。
一度でも真の愛を経験されたら、過去に囚われず見通しが良くなり
人生を豊かに実現します。

昨夜は、元気にはたらけ、朝が来ることを楽しみに休みましたが、今朝は、別人になったように体がしんどく、苦しみました。目を閉じ、調べると、終わっていく人々、世界を身に受けていました。コンサート会場に行き、先生のところに行かないと良くならないとは明らかな状態でした。薬は効きませんでした。かぶりよりありません。楽屋にてコンサートメッセージ第一部を読ませていただきました。「人生を整える」とのタイトルでした。人生を整えていないのでかぶって、しんどくなると先生におっしゃっていただきましたが、私は人生はどう生きるかは決まっていますし、やることもわかっていますので、整っていると思いこんでしまいました。先生は野球の選手のお話をしてくださり、どんなに優れた選手でも常に弱点を克服するために訓練し、工夫していくお話は大変よくわかりました。私は気持ちも生きる道も決まっていますが、気持ちを実現する為に、心身も環境も整えていかねばならないことに気づきこれからが楽しみになりました。先生とお話させていただくだけで、汗がでてきて、体が温かくなり中心は取り戻しました。一寸の隙きなく整えるとお聞きしていましたが、先生とお話していると、すべては整っていきました。そして迎えたコンサートでは、胸の内に白いやさしい鳥が入ってきたかのように見え、生命の内にやさしいエネルギーが広がり、癒やされました。背中は神に抱かれているようでした。心底、体の芯まで癒やされました。人生を整えるとは、自己の身体内を整えることとのメッセージがよくわかりました。先生にお会いし、コンサートの場に身を置かせていただくことが心身を整え、人生を整えることとは身をもってわかりました。時間を忘れる経験となり、時計を見ては慌てていました。少し前の事はすっかり覚えていないのでした。あっと言う間に一部が終わっていました。体は心地よく、幸せでした。第２部は、繊細で静かな音に神の存在を感じ、神とつながる経験をさせていただきました。アリラン的な演奏と聞こえ、高句麗を感じました。高句麗の国創り、天を地にあらわす高句麗の暮らしを感じ、魂躍動します。おおいなる存在に抱けかれ、おおいなる存在と一体となれることが幸せでなりませんでした。完全におおいなる存在とひとつと感じ、夢を見ている心地でした。２部も時間を忘れていました。椅子に座った時、先生のピアノが聞けて幸せと喜んでいたのですが、気づいた時は演奏が終わっていたのです。まさか、と驚きました。今日は、完全に時間を忘れていました。「人間特有の愛は、時間にとらわれず、大いなる存在に応じ、心身の芯から整います」とのメッセージを想います。時間のない経験でした。あっという間にコンサートは終わっていました。ずっとおおいなる存在に抱かれ、幸せでした。かけがえのない経験でした。今日のロビーは華やかで大賑わいでした。アンコールの演奏をお聴きした時、高句麗の暮らしが心に描かれました。動物と一緒に暮らしていた豊かな暮らしです。自然の生命とひとつに生きていた高句麗の暮らしが見えるのでした。とても自由で豊かで楽しく、光輝く光景が見え、心がひらきます。素敵な光景が見えるままにコンサートが終わりました。ロビーでも動物がダンスをしていたり、楽しく笑い、飛びはねていたりと、皆で楽しく暮らしている場面を見るようで、幸せでした。ありがとうございます。