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ぶれずにふれる


昨日の応用コースの約2時間はずっと振れていました。全身の機能をフル回転し、常にその時その瞬間の最もactiveないだき社会学を学び、正しく自分の存在を理解する訓練をしていただいている(と、わたしは捉えています)いだき講座。

「日本人とは?」とのいだきしん先生の問いからはじまり、物、物学(ものまね、ものまなび)、物の怪(もののけ)へとお話は広がり、新型コロナウィルスの最新状況とそれに対応する日本人のあり方の背景を解かれ、わたしたち自身のあり方への大きなヒントを示していただきました。

その中で杉良太郎さんがまた登場しました。先生のお話にはよく登場される杉さん、前から気になっていたので調べて納得しました。15歳から始められた福祉活動のスケールが半端なくデッカい人でした。時代劇での活躍はよく知っていたもののテレビドラマ「下町ロケット」で帝国重工の社長役で見せてくださった迫真の演技には魅了されました。その演技力の背景が納得できる生き方をされていることがわかり、世の中のどこからでも学びを発見できる いだき社会学の幅広さ、奥深さに感じ入るばかりです。

さて、応用コースで振れていたのは、やはりまだ、物の怪に取り憑かれることを繰り返しているのか、と・・・。先生から今、現在の「人間」の状況と「社会」状況を教えていただいても自分自身の正しい状態をまだほとんど掴めないことが浮き彫りになりました。しかし不安はなく、ぶれてはいないのです。だからこそ先生と共にある講座、コンサート経験がいかに有難いことかと感謝の気持ちが湧き上がります。・・・お話をお聞きしながら、そのようにぶれずにふれている時、先生から「振り子のように振れながらわかっていく」という意味のお話があり、「ああそうか!!」とピタリと振れが止まりました。根本がぶれないのは先生がおられるからで、先生から外れると間違いなくぶれます。その理解の仕方に自信を持つべきものか?甚だ疑問ですが、そこに確信があることは間違いないという意味ではこれほど明確にわかっていることも不思議ではあります。

そしてこの話の本論は、この状態で「今、どう生きるか」です。まっとうに生きるには道のりはまだまだ遠いと感じました。しかし、これまでの先生の道のりを考える時、傲慢になってはいけないと目に見えないところから鉄拳が飛んでくるようにはなりました。鉄拳ではなく美しさでそのことを教えていただいたのが高麗さんのビデオ講演会でした。どこまでも謙虚に、誠実に、生命がけで先生の生き方を学び続ける高麗さんの生きる姿勢、表現されるお姿に美を感じます。
わかってるようでわかっていない自分のこと、「いだきで生きる」とは?いだきで生きられても「いだきをわかる」とは違うこと、を昨夜はあらためて感じました。
いつもありがとうございます。

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