KEIKO KOMA Webサロン

ひとりひとりが地球


アントレプレヌール・サロンをありがとうございました。

地球環境問題のお話しをお聴きすると、いつもお腹の底から力が沸いてきます。今日も明日からの仕事に必要なエネルギーを頂ました。

最近のコンサートのテーマでもある「戦う力」、「生きる力」での経験をもとに、農作業に当たらせて頂いています。青少年期に剣道をやっていたこともあり、その頃に学んだ技や精神心構えなどを、最近のコンサートや講座での経験をもとに見直しながら、普段の仕事に応用しようとする試みは楽しいものです。例えば、農作業用のショベルを竹刀に見立てて扱いながら、基本的な構えや、握り方、力の入り具合(力の抜けてないところ)などこれまでの癖をひとつひとつ確認しながら、効率のよい方法を探りつつ地面を掘り下げていくプロセスに思わず没頭してしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいます。残念ながら、頭で思い描いているようなスピードで作業を終わらせるだけの体にはなっておらず、技と体力の向上など頭と体のことはこれからもずっと続く課題と予想されます。加えて、幼少期からの癖などにより、仕事上のミスをして余計な時間を取られたりもします。自分の課題が鏡のように植物の成長のあり方にそのまま反映されるので、その姿を目にすると思わず笑ってしまいます。

本日お話しのありました、地球上における自分の存在の意味については、最近は以前にもましてよく考えます。時間をかけてようやく地面に小さな穴を掘り終えたところで、地球環境問題という大きなテーマを前に自分一人ができることのちっぽけさに思わず気持ちが塞がることもあります。しかしながら、「愛の連帯」や3.5%のお話しをお聴きしているうちに、自己の存在をあらわし愛を中心に生きるなど、結局は私たち受講生の一人一人がどうするかに立ち返るよりなく、グレタ氏の例のようにひとりや少数からでもやがては大きな動きにつながるものと気持ちを新たにしました。

また、自己の本来性を阻害するような余計な観念や意識なども尽きることはなく、先日のコンサートでも長年の観念が明らかになったばかりです。「水を飲むことで生きられるという意識すら邪魔」という本日のお話しはさすがに驚きでしたが、内側の余計なものを外に出すことは地道に継続するしかないことを改めて確認しました。

さらに、地球に必要とされる人間になるには、地球を汚染しない自分になる以外に方法はないと感じました。人口増加に伴う食糧問題を背景に気候変動の問題などと相まってこれまで以上の自然破壊が今後予想される中、自然環境の再生として森づくりを目的に新しい農業のあり方を探求したいとの気持ちで始めた農業です。そして、いざ始めてみると、上述したように自分のあり方のそのものが作物のあり方に反映されることがわかってきました。そのため、環境を汚染しないような最も効率の良い命で生きることを目指すことが、これまでのような自然破壊型の農業から脱するための第一歩であり、そのことが地球に必要とされる人間になることの道筋なのではないかと、本日のお話しを伺いながら感じました。

ありがとうございます。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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