はじまり

高句麗伝説の開催を有難うございました。
音と詩の表現をお聴きしていると突然180度生きる方向は転換し身体もこの世も一緒に変わるよりないという場面が起きた大変な衝撃は大地震の余波のように今へと続いています。この世界と見合って生きていくように人間も世界も変化しなければいけません。
パイプオルガンとピアノの音から言葉を表現して下さる瞬間瞬間は正に神様のメッセージを伝えて下さっている神性の顕れる空間であり生命に染み入るときでした。生きてこのような経験を出来ることはどのような現実も身体の衝撃もさておき先ずは起こったのだという事だけが感謝となってあります。
誰の生命にも「はるか彼方」からの光が注がれていることを教えて下さり、生きる方向は示され、何よりもいだきを伝えて下さっている舞台である事が分かります。空間を通して繋がる命は、音楽と詩に表現されるとその都度そのように生命が変容していくことは驚くばかりでした。日本の神々が表現され続ける尊いコンサートを経て、大地が今日の高句麗伝説を支える土台となり明らかに今までにない高句麗伝説となったことを知りました。
高句麗の広大な土地が現れる音をお聴きするとこの広い精神に触れることで日本は日本になっていったことを感じ高句麗人という存在の格好良いこと、永遠なる共に生きる生命の強さを確かに知るのでした。パイプオルガンから後は国の境は少しも無く新たに生きる方向のみ体感し続けました。
椅子が揺れ、身体も揺れる音が出ることも衝撃であり初めてでした。目の前の星を見るようにして明らかに存在する高句麗の王様と出会います。いだきしん先生の存在、高麗恵子さんの存在がそのまま言葉に表現されている詩もあり全てが表に現れるという意味をそのまま体感させて頂きました。

今日は会場からのビデオ講演会を拝見してから臨む事が出来ました。
人間が人間になり心身ひとつに生きていける豊かな始まりを、心より有難うございます。