たのしいね

東北センターに先生と高麗恵子さんがいらっしゃってみんなで集い、音、お話、詩に触れる時、ただ座っておききしていたのに、身体の中が柔らかくあたたかく、何かがはじまりそうにたのしかったです。なぜか、その感じを辿ると、黄色いお花が咲くレバノンの遺跡のあちこちに腰を下ろして、かみさまのお話や風にふかれて詩をきいているようにたのしかったのです。遺跡に座っている人々とは、目が会うだけで、たのしいねって会話していたようなのです。深く内面をたどることのできる場が、ほんとうにたのしかったです。かたや、表面的なことに反応して作動する自分の状態の馬鹿らしいこともよくわかりました。夜道を宿に戻る道ばたにふかふかの、これから冬を越すシルバーの木の芽に会いました。美しくうれしかったです。keikokoma.comの高麗恵子さんの詩に触れる時、いのちがやさしく、ひろくなっていきます。詩と共に多くの人々と出会い、歩める人生、しあわせです。本日コンサート、どうぞよろしくお願い申し上げます。