すべてはこれから

ふと夜空を眺めたくなり、ベランダに出ました。満月に近いお月様を眺めながら夜風に吹かれていました。この風は、どこに向かって吹いているのでしょうか。虫の音が聞こえる空間は、季節が確実に秋へと向かっていることを告げています。目を閉じ、風に吹かれていると、虫の音しか聞こえず、自分が今、どこで生きているのかわからなくなり、不安な思いで急いで目を開けました。何が本当の現実なのか、虫の鳴き声が一際大きく聞こえる中で考えます。大きな転換期の今、すべてはこれからと聞こえ身震いがしました。初めて高句麗伝説に参加する予定だった友人が、突然仕事が入ったとキャンセルの連絡が入りました。とても残念に思いながら、一つ一つの選択が今後は大きく影響を及ぼすと気づきます。明日の狛江での高句麗伝説、そして三鷹のコンサートと続く三日間、無事に会場に向かえるように心します。よろしくお願いいたします。