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さてこれからどうするか


「妙に自信のようなものを感じて、気持が前向きになったのですが……。」
さっき双子の姉妹がやってきて、そう話す。なにしろ5月3日に、法隆寺から矢田寺まで歩き、ひと月のうちに、2度も県外に出向いたことが、自分でも驚きらしい。『ホオ、行けてるやん。』という感慨とともに、『さてこれからどうするか』と悩みだしたのだという。このまま生活保護を受けて、ギリギリの生活を続けていくこともよろしくないなあ、しかし、そうは言っても、自分がやりたいことが決まらない。軽作業は、あまり従事したくないし、介護の道も、あまり好みじゃないらしい。そうやりたくないことを並べるのでなく、やってみたいことはないのか、と聞くもはっきりしない。漫画家を考えたり、本屋勤めを思ったりしたことはあるが、結局は行動しないままであるとのこと。ともあれ、自分の長所を10か所書き出してきなさい、と言って帰らせたが、今度はこっちまで憂鬱になってしまった。
返ってきた『カール・ロジャーズ』を読みながら、「フォーカシング」理論じゃないけれど、深い内面の言葉を探っていくような「国語塾」を展開したいなあとか、オンラインの講座を始めようとか、折角思案しだしたところだったので、マイナスパワーに負けたくなかったので、ともあれ「書き込み」をすることにした。
双子の姉妹を塾で雇ってやれないし、仕事先を斡旋できないでいることに落ち込むからいけないのだ。具体的なサポートができない、いや、それはむしろすべきではないのであって、彼女たちの「意志」を先取りしても、代行してもいけないのだ。それよりも、自分のこと、この情勢の中で塾をどう立て直していくか、人生をどう新しく創り出していくか、そっちの方がはるかに重要なことだ。とりあえず、学校の仕事、中間考査の採点をやってしまおう。生徒たちに、「自分の長所を一つ挙げ、それについて語りなさい。」という作文を課しているので、それを読めば元気なるだろう!(読んでくださり、ありがとうございます。)

 

 

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高麗恵子ギャラリーにて