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お金


朝、ピンク色の紫陽花を見かけました。「やさしいって、こんな色かなぁ」と気持ちが和らぎます。⁡その瞬間、ふぅ〜っと力が抜け「さぁ、元気に行って来よう」と会社に向かいました。仕事中に病院から電話が入り、ソーシャルワーカーの方が今後の母の事を相談したいと仰り、説明を受けてきました。少しでも可能性があるのなら、リハビリ病院に転院した方がいいとの見解でした。病院はどれも遠く、私が距離的に何とか通える場所を2ヶ所選びましたが、金額を聞いて驚きました。最初の1ヵ月は個室が条件で、私の1ヶ月のお給料が飛びます。更に脳血管疾患は5ヵ月が入院目安だそうで、そのことを母に伝えると遠い目で「何でこんな事になっちゃったかな」と言います。「良くなる為のリハビリだから、2人で頑張ろう」と笑顔で言うと頷きました。先ずは、母が元気になることが1番です。すべてを終えて急いで渋谷に向かい、途中から参加できたコンサートでは、お金という四角い箱が頭にすっぽり嵌ったように固まっていました。まるで頑丈な金庫のように、重くのしかかって先生の音が遮断されていました。集中できず、先が真っ暗でした。何をしているんだと焦れば焦るほど、ますます焦り力が入るのです。どれ位時間が経ったのでしょうか。気づけば一つの星が、一条の光を照らし出していました。その光が体に満ち、あたたかく包まれます。生命に水が注がれ、清められ、のしかかっていた頭のお金の箱は消えていました。自然と笑顔が生まれ、体いっぱいにエネルギーが満たされていました。医療保障をもっと調べたり、役所に相談に行ってきます。母が生きる上で、活きたお金を使い選択していきます。お金に対しての自分の在り方を変えます。やれる事があると気づきました。ありがとうございます。

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