お茶会

このたびはお茶会にお招きいただき本当に本当にありがとうございました。先生と高麗さんのおられるお茶室に着いただけで涙が滲みます。もてなしの極みの場にいつしか緊張はほどけて感謝ばかりが満ちていきました。お茶室の空間でいただいた柔らかな透明なコーヒー。高麗さんがひしゃくで淹れてくださるエネルギーに満ち溢れたたたずまいに感動いたします。高麗さんのお話にウグイスがさえずり鹿が高麗さんの正面にご挨拶に来て大自然とひとつの存在を目の当たりにします。
高麗さんのコーヒー。先生のコーヒー。先生の器。高麗さんの一人一人へのメッセージ。お菓子。お料理。お花。空間・・・これほどのおもてなしをいただいて・・・
本当の日本の「礼」のことを先生はお話くださいました。侍は神に仕えていた、日本人が失った日本の本当の「礼」。今あらわれたかつてないエネルギーとつながる「礼」のお話は、お茶室で身を糺している時すでに経験させていただいていて、これからの日々生きて身につけて新しくなっていきます。ありがとうございました。堤康晴