いのち やさしい 時

お茶室の空間のお写真をありがとうございます。ツツジのなかでも一番に咲くミツバツツジを先生のつくられた花器にいけられる高麗恵子さんの後ろ姿に、涙が込みあげ胸がふるえました。「庭をつくらず山川を庭とした…」という高句麗伝説でおききした詩が心に浮かびあがります。だから、このように、山のツツジがここにあらわれたように、あらわせる…。そういう事が、朝めがさめても、涙あふれるほどいのちのなかにしみわたっていました。高麗恵子さんが自然のいのちをそのままに受け容れられていて、山のツツジも高麗さんに会えたのを、いけていただけるのをよろこんでいて、わたしにも「ありがとう」っときこえてくるように やさしいのです。ほんとの人間と自然の関係です。
一番最初の高句麗伝説のDVDの高麗神社が映像でながれる時にもこの山のツツジが風に揺れていて、こどもの頃から一番好きなツツジだったことが高句麗伝説の一場面にあらわれ、好きなことが高麗さんに通じていたことがうれしかったです。今 新たに出会えたことのこの上ない恵をあらわしていきたい人生です。
4月19日 大切な日 迎賓館コンサートにお招きいただきまして、ありがとうございます。