KEIKO KOMA Webサロン

いのちの音


東京にご無事に戻られて安堵いたしました。すぐに23日の京都コンサートに向かい動き、先を創り続けてくださりありがとうございます。

昨日カフェ高麗屋さんに、以前に高麗さんの講演会にご参加されたお客様が”(先生の)ピアノが聴きたい”とご来店くださいました。4/19のコンサートにはお越しになりませんでしたが、どこかコンサートが気になっていたご様子でした。
4月頭に開催してくださった講演会の数日後にもにいらしてくださり、その際にもコンサートのご案内をしていたのですが、”夫婦間の問題で家庭環境を悪くし、やがて離れて暮らすことになり娘たちに悪いことをしたと思っている。自分自身も体を壊して…それからカウンセリングを受けたり、自分自身でもさまざまなことを学んでいくうちいろんなことがわかった。いま、自分は何も問題がない。だから、コンサートは行かなくてもなんとなくわかる、”
と突然ご自身のことを話されました。仰っていることがよくわからなかったのですが、大変失礼ながら正直、むかっ腹が立ちました。”いま自分は何も問題がない”といって自分だけで家族、周りの人たちはどうなのか?とそのような気持ちになってしまい、”どこが何が問題ないというのですか”とついと言ってしまいました。聞いていたのか聞かずか、聞こえずか…その後なにも仰られず、他のお客様もご来店くださったので会話は終わりましたが、しばらくして”(店内の先生のおんがくを)聴いているとすごく心が落ちつくね”と仰られ、コンサートとCDをご紹介して、お帰りになられました。

昨日は白いコーヒーをご注文くださり、しばらく店内に流れる先生の演奏を聞き入っていらしゃいました。”(先生の音は)、風や水の流れの音と同じような感覚、これは決してミュージックではないね、サウンドと表現していいのか、自然の音。”と仰られたときに、”いのちの音”と口から出ていました。その後、”コーヒーのおかげか、音のおかげか、大変心地よくて、温泉にはいっているように癒される”と表現されていらっしゃいました。
お帰りの際には、CD「光流」をお求めになられ、次回のコンサートのご案内もお持ちになられ、いらっしゃった時より、温かくやわらかな表情になられ、笑顔でお帰りになられました。

どのような過去や背景をもってしても、目の前の人とそのまま共にいて、受け容れられる環境があれば、人の内面変わり得るという経験でした。先生の音に救われ、助かっていく人々がたくさんいること、一人一人の内面が変われば、しあわせな世界が広げていけること、大切なのはやはり一人一人だと実感しました。先生、高麗さんと直接お会いできることが何よりですが、高麗の看板立つ拠点があるという恵まれた環境を活かし、大切な一人一人と出会っていきます。

いつもありがとうございます。

 

 

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