KEIKO KOMA Webサロン

いつくしみ


コンサート第一部のメッセージ「光源氏の愛」高麗さんの声のその後は、電波が途切れ電車の中で聞くことはできませんでした。盛岡の応用コースで先生が仰った「女性一人一人を大事にする」女性に対して「私だけ一人を大事にしてほしい、自己中心。評価の基準は自分」との言葉にハッとしました。その光源氏の愛がコンサートで経験できるとは、考えてもみませんでした。先生の音に包まれる中、「いつくしみ」と言葉が生まれます。何もかも包み込む、あたたかな気持ちが光輝き満たされます。第二部「聖なる」パイプオルガンは、神様の音です。目を閉じお聞きしていると、自分がどこにいるのか、いつの時代なのかわからず、目を開けました。パイプオルガンと先生の姿を目にした時、人間は我が内に神を宿すとわかりました。私の中に、神を見ました。枠などに嵌って納まるわけがありません。静寂なる感動が広がります。帰りの電車の中で、友達に話す自分の言葉で気づきました。季節が音もなく確実に変わるように、世界も人も変化していくこと。時代は変わっている。気づけば取り残されていたということがないよう、自分が生きること。出会いの予感に溢れる今です。ありがとうございます。

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比叡山工房にて-1
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ロームシアター京都サウスホールにて-1