ありがとうございます

このたび高麗さんが2本のシリア映画の上映会といだきしん先生のコンサートの機会をつくってくださり、シリア大使ご夫妻もお見えになられ、皆さまと経験させていただきました機会に心より感謝申し上げます。シリアで実際に起こっていること、ニュースでは見えないシリアとシリアに住む人々が直面している現実を多くの方に知っていただくことが大切であることをシリア大使が繰り返しおっしゃっていました。誇り高い文明の歴史を持ち、美しい文化があり、生きることを愛し生きているシリアの方々。どのような状況にあっても、人生は続き、生きることは続くこと、シリアの方々も、コンサートにお越しになられるウクライナの方々もおっしゃられることであります。人間としての本質を取り戻し、人間であることを取り戻し、この生きている時間をどう生きていくか。いだきしん先生、高麗さんがおられ、お二人の存在、表現から、魂は癒され、光が取り戻されます。出会われる方々の瞳の輝きが全てを物語っています。ガザでたくさんの尊い生命が犠牲になり、悲しみに暮れ憔悴し切っているとお聞きしていましたシリア大使の奥様が、昨日高麗さんがパレスチナ刺繍のショールを纏っておられることにお喜びになられ、いだきしん先生のコンサート後は笑顔になられていました。計り知れない悲しみが中東の方々のお心、お体を苦しめ、世界でもどれほどの方々が苦しんでおられるかと心痛くなります。新年のコンサートは”Phoenix”といだきしん先生がおっしゃってくださり、心熱くなりました。大変尊い昨日の経験を真にありがとうございました。