KEIKO KOMA Webサロン

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表現が遅くなり申し訳ありません。8/15渋谷コンサートの第一部のタイトルはアントレプレヌールサロンで伺った「共感」でした。
冒頭の演奏では、何故か仕事で関わらせて頂いている90歳台の利用者様の方々のお顔が浮かび、その瞬間を楽しんで生きておられるお姿の素直さ、優しさを感じていました。
続く激しいピアノの音が頭の中に響き、覆っていたものが剥がれ意識が裸になったと感じ、意識の更に奥に空間があり、その空間が音により広がり膨らみ、音は心にもアクセスしつつ、音から現れる光を受けてどんどん空間が広がり膨らんでゆくのを感じられました。ピアノの音の表現の多彩さに改めて驚きつつ、第一部では意識でその空間の膨らみを受け止め続けて頭が少し痛む感じでした。
第二部でも広がり膨らんでゆく空間を感じながら、ある時に新しい生命の誕生を祝福するような喜びとぬくもりが胸の内に広がるのが感じられました。ぬくもりを抱いて生きる素晴らしさを体感し、このように生きれば良いのかと経験させて頂きました。やがて空間は混沌とし更に新しい空間が現れたと感じた時に演奏が終わりました。アンコールは共感の空間に、人智を超えた存在の力が働き融合してゆく体感で、溶けてゆく心良さを感じ、言葉にすると愛と浮かびました。この時の渋谷コンサートでは演奏から受ける感じ方が今迄と変わったようで、意識の深いところに響く体感でした。感じたそのままの文章で時間も経ち読みにくくすみません。
12日の狛江高句麗伝説コンサートでは、身体の末端に違和感を感じ続け、ある時にこれは言葉にすると「疑い」だと気付きました。猜疑心の深さは自覚していたのですが、私は人に対して、例え騙されても裏切られても、それでも傷付かないでいられるように芯から信じきらずに一定の距離を保つ生き方を身につけてしまっていました。それは身の保身でした。一点の穢れもない聖なる表現の空間では、滅んでゆく生き方は浮き彫りになることを経験させて頂きました。共感、交流、愛、そういう生き方を望んでいても、疑いながら、自分の身を守りながらでは実現しないのは当たり前のことだったとわかりました。
14日のアントレプレヌールサロンの先生のお話は、とても面白く感じて夢中でノートに書き込んでいました。
ニュースを見ると、自然災害や、コロナ禍や、世界でも様々な問題が起こっている事を感じます。
どうしたらよいのだろうかと不安な気持ちになりますが、日が経つ内にコンサートや講座の経験が自身を支えてくれている事に気付いてきました。助けて頂いた命、大事に生きないといけないこと。そして人を助ける側で在れるよう日々をしっかり生きること。改めて自身の幸運に感謝する気持ちとなります。
書きながら、もう十数年前になりますがいだき講座2日目に、先生にピアノを弾いて頂きながら「守るんじゃなくて攻めるんだよ。どんどん行け」と仰って頂いた言葉を思い出しました。
正直まだまだですが、いだきしん先生、高麗恵子さんに出会えた幸運を活かす生き方を考えて向かってゆく気持ちです。
いつも本当にありがとうございます。
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