ありがとうございます。

京都「高句麗伝説」を聴く会での音の美しさ、いだきしん先生の編集くださった雅やかな京都の音と高麗さんからお聴きして、2015年の京都御所南「高麗屋」さんで高麗さんにいただいた詩にある雅やかな音ってどんな音かとずっと憧れてきてきた気持ちと音が出会え光景に変わりました。「雅やか」を経験でき、初めて出会う美しさの感動広がった時間でした。いだきしん先生の一音目に広がる美しい京の都に世界、美しい川のほとりを歩きはじめ、歴史の大ロマンの世界に惹きこまれていくのでした。梅の木の下で。。。と詠まれる詩に胸の奥から急に涙がこみ上げました。大変驚きました。一言はとてもリアルに今経験させていただいている現実と一つでした。お昼にコナールさんでのランチを高麗恵子さんのいらっしゃる空間だから豊かな会話ができ、皆様と御一緒させていただいた経験があり、広がる世界でもありました。悲しく見上げた空や希望に行き着くまで歩いてきた永い道は、自分勝手な物語と悲劇を演じてきた妄想の世界となり消えていきました。これからはじまる物語に心馳せ、高麗さんからパリのお話をお聞きしてモンブランや南プロバンス、アベンヌ村の馬の物語、パリの街を歩いた日々も蘇りました。コナールさんのマーブリングのタペストリーから光さす光景は高麗さんからお聴きしてきた世界中の海や湖が現れ、琵琶湖「高句麗伝説」の水の都でお食事をいただいている煌びやかでありました。鴨川のほとりはセーヌ川と変わり、カードがあっていくように符合化された命のデータと高麗さんの詩との出会いはピタッとあっていきました。命が喜び、この出会いを待っていた。美しいいだきしん先生の一音、お一人お一人、美味しいコロッケ、瞬間瞬間の出会いに解かれていく生命の謎に感動感動の連続です。どんどん進む先に桃の香り、オリーブの香り、エチオピアの香り世界の香りがテーブルに広がり、美しさこの上ない御食事でした。本番の順番と逆に聴かせていただいた「高句麗伝説」に悲しみや後悔は美しさに変わり、今から生きていく情熱の時を美しい即興の音楽と即興の詩により生命に刻んでいただいています。アントレプレヌールサロンでいだき先生が高麗笛や笙のお話をくださり、奈良にも埋められてきた音楽の神様がいらっしゃり現れ、15日16日狛江「高句麗伝説」に絶対来て欲しい人が浮かんで、連絡しました。その方も諦めずなんとかいこうと動いておられたところだったそうで、まずチケットを手にされました。埋められてきた魂が現れ、真実の表現を聴くことができ、途切れていた命の音は音楽になり永遠のリズムを打ち始めました。

尊い1日1日をまことにありがとうございます。

梅本佳代