KEIKO KOMA Webサロン

ありがとうございます。


昨日は応用コースに参加させていただき、誠にありがとうございます。
先生は、本であれば書かれていることをそのまま読めているか、介護であれば相手の要求をそのまま取れているかなど、物事をそのまま取れているかということをずっと問題にしてきたお話を伺い、自分も物事に対する姿勢が問われます。対象にしてしまった瞬間に解釈になるとは、自分のこととしてもよくわかります。なぜ対象とすることが身についてしまっているのかということも、アリストテレス以降はアリストテレスの影響が大きく、教育もアリストテレスのことをベースに、アリストテレスの範囲を出ていなく、その教育を受けてきているからということも理解できます。
存在についてのお話は、とても深く、聞かせていたただけることに感謝致します。
ハイデガーは晩年、存在をわかることとわからないことをミックスして考えられ、それを4つに分けているということをお話しくださいました。1つは天空、1つは大地、1つは神的なもの、1つは死すべきもの。ワインとコーヒーのお話をしてくださり、ワインと言ってしまうと対象になってしまいますが、そこには4つに分けたことをベースに、人間では計り知れないことの総体でできていて、とても素晴らしいものであるというお話は、とても面白く、聞いているだけでワクワクします。コーヒーの焙煎のお話も、4つに分けられたことの総体であるとわかると、いかに先生が焙煎くださるコーヒーが素晴らしいものかわかります。そして、そのように考えた時に、人間一人一人の素晴らしさ、いだきでされていることの凄さがより深まり、感動します。
また、道元さんはハイデガーが4つに分けられたことを縁起としてとらえ、「縁」がわからなければ正法眼蔵はわからないということ、道元さんの言葉を使うとハイデガーの言葉が日本語として訳していきやすいようだというお話も、とても興味深いです。日本は翻訳の文化が進んでいることも活かしていかなければもったいないと感じ、本を読むことでもっと活かして参ります。
大変深い学びの時を誠にありがとうございます。

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KOMAGESHA第4弾
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自明
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六本木 高麗恵子ギャラリーにて