ありがとうございます。

この度は狛江での高句麗伝説に参加させていただき誠にありがとうございました。

肉体ではいられないほどの超次元の中に身を置かせていただいたのだと昨日を振り返り改めて感じます。演奏中全く眠くなかったのに何度か記憶がない時があり、本日も一日続く眠気の強さが物語っております。

いだきしん先生のテノールサックスが会場に響き渡り、高麗さんが東明王様の即興詩をお詠みになったとき、どこまでも五月の爽やかな風が吹くような淀むものが一切ない清々しい空間を体感しました。そのときどこからか「そんなにジメジメしてないで、からっと生きなさい」とお教えいただいたような感覚を覚えました。高麗さんがビデオ講演会で仰っていた、現地に行かずとも高句麗の地、五女山、東明王様にお会いできるとはこのことなのかと驚きと喜びでいっぱいです。
随分自分が恥ずかしくなりました。勝手に被害妄想、自己憐憫に浸り、勝手に隠れて勝手に嘆き、自分が誰よりも一番苦しいとさえ思い込んでいる癖が浮き彫りになりました。こんなに小さくては何事もできない、新しい国創りに自らも貢献したいのだからもう変わるしかありません。

そしてアンコールにて生きとし生ける次の世代を真の愛で包み、真の愛を伝えていかれる美しさとあたたかさ、素晴らしさを拝見し、この上ない感動でいっぱいでした。

先生と高麗さんが奏でお詠みになるすべての音やお言葉が、今年の春に佐久奈度神社を訪ねたときに「この川の音のこと」とどなたかがお教えくださったことと感じました。この度は誠にありがとうございました。