ありがとうございます。
猿田彦をまつる神社で高麗さんが表現された「裏が表に、表が裏にひっくりかえる」というお言葉が、実際どういうかたちでこの世にあらわれるのか?がいつも気になっておりました。
2年前、上司に無能扱いされ、ショックを受けましたが、上司に対する個人的な感情は一切無視し、黙々と、業務に集中していました。先日、在宅出勤でしたが、その上司から、出社してほしいと請われたので、快諾して、出社したところ、「三村さんがいてくれて、よかった、よかった。ありがとう」と、とても、感謝されたのです。
2年前の心が凍り付いた言動から、手のひらを返したような対応でした。
出社は週2回ほどしかしませんが、ラッシュ時を避けての電車通勤は、乗客みな、人と人の感覚をとり、静かです、3か月前の喧騒はうそのようです。
原油価格がマイナスだと知り、マーケットさえもひっくりかえってきたのかと、驚いています。
ライブ配信は、毎日心待ちにしております。「はじまるよ。はじまるよ。」と、サウンドシステムとパソコンを繋げば、臨場感あふれる空間です。これで、いつでも、世界にでられると感じました。
先日の「いだき」ライブでの、「あまてる」の「わがたみ」と「さるたひこ」の「わがいのち」というお言葉は、頭が変わった感じがしました。
このライブを5月、一か月間聞き続けることと、聞かないことを選択する人生。大きく分かれる5月です。
スクリーン越しの先生も高麗さんも、物理的距離はありますが、心の距離は遠くありません。
それでも、今は、やっぱり、先生のピアノの音をコンサート会場で聞きたいと、オンデマンドのピアノの音を聞きながら、大泣きしながら、書いています。
ありがとうございます。
三村 馨