KEIKO KOMA Webサロン

「経験的理解」


終戦記念日とされた8月15日は、黙祷を捧げながら、やりきれない気持ちでいっぱいでした。連日戦争のドキュメンタリー番組ばかりを見ていることもありますが、前夜は、海軍の特攻隊の番組でした。お国の為に生命賭け戦艦に乗り、たくさんの兵士が海に沈んでいく中で助けられずに、76年間ずっと悔いを背負い続けて生きてきた生存者のお言葉をお聞きしていると、亡き父のことも思い出してなりませんでした。「生き残り」とは、ご本人もおっしゃいますし、生存者の方はそのように表現されています。父も生き残ったことを辛く感じ、私が先生にお会いできる前はずっと毎夜うなされていました。先生にこのことをお話させていただいた日から初めてうなされることはなくなりました。先生によってより解決を見ない言葉によっては表し尽くせぬ深い悲しみが、日本人のみならず、世界中の人の生命に刻まれていることを今年の8月は、偶然見る戦争の番組により痛い程に知るのです。全ての人が先生につながっていけたらいいと切実に願います。父は、自分が赴いた戦地だけでなく、日本人がたくさん犠牲になった戦地に供養に行くことを私に告げ、何故か私に一緒に行こうと言うのでした。先生にこのことをお話させていただくと、余命2ヶ月と言われる状態であった私が、それも霊的な体質でありますので、行ったら死んでしまうとおっしゃっり行かなくても、先生が解決してくださるとおっしゃったのです。真に解決しました。父は2度と唸らされなくなりました。父は私が先生にお会いできたので、生きている内に解決できて幸せです。今尚苦しむ世界中の人が先生につながることを本気で考え迎えた今日のコンサートです。私には浮かばれない霊魂がたくさんうごめいていることが見え、体も緊張していました。先生の音が鳴ると、目に見えないたくさんの霊魂が聴き入っていると感じていました。私も第一音から驚きました。ピアノとはこのような音がでる楽器なのかと初めてピアノを聴くようでした。とてもロマンを感じる音色でした。コンサートメッセージ「共感」を考えながら聴かせていただきました。昨日のアントレプレヌールサロンにて「共感」が人類の救済となると見出していましたので、メッセージに書かれてありましたように「きちっとした経験的理解がどなたの人生にとっても必須でしょう」に深くうなずき、心よりわかりたく聴かせていただきました。第一部メッセージを掲載させていただきます。

「思いやりとか同情と混同しがちな「共感」です。ここでいう「共感」は相手方の内面的な感情にそのまま反応し相手の幸せや納得できるようにほぼ同時に受け容れている状態のことをあらわします。思いやりとか同情というのは相手が主体ではなくて、こちら側が主体になってしまうということです。あなたが、苦しんでいることはこうでしょうとか、悩んでいることはこうでしょうという、こちら側の感受性や表現力によって決まります。動きのベクトルが真逆です。言語の意味としては日本語のみならず、英語もあいまいなので混乱することが多いでしょう。言葉の意味の解釈をここで問うているわけではないのですが、それぞれの実存に関係することです。よってきちっとした経験的理解がどなたの人生にとっても必須でしょう」

おもいやりとか同情は相手が主体ではなく、こちら側が主体になってしまうとは、あまりに的確な表現をお聞きでき、深く納得しました。演奏をお聞きしながら感じる体の枠や殻のように感じる体の違和感こそが、自分が主体となり見たり解釈したりし同情していく状態とわかりました。ある時、枠も殻も壊れ、なくなりました。自分を守る故に殻を作ってきたのかとふと感じ、体の枠がないと自由であり空間とつながるので広い世界で生きていける喜びが生まれます。共感とはこの経験とわかり、今日のコンサートにて昨日お聞きしました「共感」を経験でき、「経験的理解」ができましたことがどれだけありがたいことかと深く感謝します。言葉から自分の感覚や経験により共感と思っていても、真の共感でなければ、同情であっても共感と思い違いしてしまうのです。今日、共感を実体験でき、救われた思いでした。とても新鮮であり、聴いたこともないピアノの音に引き寄せられ、心地よい経験をしながら体の枠も殻も壊れ、共感でき、最高に幸せな経験です。私は戦死したたくさんの霊魂が報われていくことを感じ、胸の奥が安堵し、心からのやすらぎを感じました。ただただありがとうございます、とお礼の言葉が生まれます。

第2部「共感する空間は広がるということ」

「命とか魂 命に欠かせない魂 命あるものに魂があるというなどの表現によって命そのもののエネルギーのもと生命には欠かせない魂です。この魂が融合するとか、同情するとか、共感するとか、ということがあるのでしょうか。魂が最もいきいきと活きる場か空間は何でしょう。誰でも気がつくのは何らかの光でしょう。空間の魂のエネルギーたる光が満ちれば魂は豊かになり、生命の核たる魂ですから生命も豊かになるという道理にならないでしょうか。「共感する空間が広がるということ」」

2部も聴いたことのないピアノの音を聴かせていただき、とてもロマンあふれる空間に身を置いていました。生命の深奥に核となっている魂を感じていました。メッセージの通りに空間が光に満ちてきた時、第一部で経験したことが再び起こりました。自分を覆っている殻か枠が外れたのです。2部は頭の枠でした。すると、魂は空間とつながり、自分であるのか、空間であるのか区別できない広がりを感じ、心地よいばかりです。魂は光輝いています。ラストの新しい時代を告げる鐘のように聴こえたピアノの音は。。。一体何だったのでしょう。驚き、目覚め、呆然としながらも深い感動に震えていました。ピアノでこのような音が出るでしょうか。おおいなる存在とひとつに生まれた奇跡の音と感じ、真に新しい時代が訪れたと受け止めました。アンコールの「愛」の演奏も素敵でした。今日は深いロマンを感じ、歴史的な愛の演奏に感動します。過去に生きたたくさんの魂が報われたと感じる演奏でした。戦争により無惨にも多くの生命が犠牲になった歴史を解放し、生命癒され、魂報われ、真に新しい時代を作っていけるのは、先生のはたらきよりありません。アンコールの深い音がそのことを証明しています。あの音を聴いたら、それこそ魂あればわかります。私は世界中でコンサートを開催したい気持ちが湧いてなりません。今日もコンサート後は、世界中の無惨な歴史が心に浮かび、世界中でコンサートを開催し、新しい歴史を築いていきたい気持ちが強く湧いています。今日からまた実現に向け、考え、道を作っていきます。今日の会場では、世界につながっているような空間を感じ、世界中の人が一緒に聴いている感覚がありました。とてもうれしいです。たった一度の人生が尊い生命のままに生きていける世界を作っていきたいです。ありがとうございます。

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