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「はじめに愛あり」の只中にいる


新宿文化センターでのコンサートに参加させて頂きまして、ありがとうございました。
第二部のメッセージがずっと心にあります。その中でも、「誰かと何かと比べれられるような愛はどこにもありません。」「比較の対象にすらならない「愛」も比較することによって「愛」を見失います。」このお言葉を聴いて、どきっとしました。
比較は、今まで嫌と言うほど経験してきた苦しみでした。比較は良くないことだ、比較は愚かなことだといくら頭で言い聞かせても、まるで負の磁石に引き寄せられるようにそこに吸い込まれていく心をどうにも出来ませんでした。

「「愛」は商品にはなりません。比較もできません。単に個別化ともいえません。「はじめに愛あり」なのですから。」
メッセージのこの最後のお言葉を聞いたとき、「「はじめに愛あり」なのですから。」というお言葉が胸にずしん、と当たりました。ずしん、と当たった言葉は心の中に波紋となって広がり、今でも広がり続けています。

比較に翻弄されて波風つ心は愛から遠く離れ、広がる波紋は迷いと苦しみの色合いを帯びていました。
でも、今心に生じた波紋は全く次元の違うものです。希望、喜び、覚醒の色合いをしています。苦しむことを何とかしたいと思い、もがいている、その生きている場所まるごとジャンプして生きる次元がまるごとひっくり返りました。
このたびの新宿でのコンサートを経てはじめて、府中のコンサートから一貫して「はじめに愛あり」を心身まるごと経験させて頂いていること、心に残る小さなトゲのひとつひとつまで取って頂き、愛の力充ち満ちる、強く輝くいのちにして頂いているのだと分かります。

雨雲が切れ切れになり、風に流されて遠くへ去ったあと、広く澄み渡る夜空にくっきりとした輪郭の満月が姿を現しました。
「はじめに愛あり」・・何という偉大さなのでしょうか。その前にはどのような比較も、そこから派生する不調和な想いや出来事も、はじき飛ばされ、無くなるのです。「はじめに愛あり」・・あまりにも深くて、壮大で、言葉が詰まって立ち尽くしてしまっても、それでも「はじめに愛あり」その只中にいる私なのです。
いかなるときも「はじめに愛あり」に帰って、はじめるのです。強く、美しく、輝いて、はじめるのです。
ありがとうございます。

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