“一日は再び朝(晨)になりがたし”
有名な「時に及んで当に勉励すべし、歳月人を待たず」に続く、陶淵明の「雑詩」の一節。 昨日読んだ、出口治明さんの『復活への底力』にあったのだ。 同氏は、「励むべきは勉強じゃなく、人生の楽しみ」と解して、わずか一年で、脳卒中から大学総長に復職した心意気を述べているが、わたしは、「同じ朝は二度と来ない。」くらいに考え、時間の不可逆性を意識する。 そして、毎朝、違う朝であればいいのだと思う。
夜になると、うまくいかなかった授業のことや、オンラインの不調などで、すっかり意気消沈してしまうのだが、朝になると、「さあ、またやり直そう!」という気分が出て来る。 昨日は、自分の気持ちを綴ることに夢中であったが、今朝は、自分の頭をよくすることと、自分で解決の道を探すことに集中しようと思っている。 学校が休みだから、同じようなスケジュールにはまることがないのがいい。 最後の7月を充実させたい。 (2022.7.31.)