Meta universe
先日の京都の応用コースだったかもしれませんが、「宇宙にははじまりがない」ということが最近の研究からわかって来たというお話を先生から伺い、本当は時間は存在しないのかもしれないと思い始めました。そんな時、2014年に公開された映画「インターステラー」を偶然みました。光速を超える速さでは、その時点での時間は地球時間より遅く、映画の中では宇宙船やさらにその先の星では1時間が地球時間の7年間に相当するということが、知識はありませんが、今の宇宙物理学や量子力学では当たり前のことなのかもしれません。ブラックホールの中を突き進むとさらに向こうの世界は別次元の世界で、しかも20数年前の地球に同時存在するという内容に、ふっと以前高麗さんがビデオ講演会でしたか、先生との対談でしたか、スペースシャトルの事故で亡くなられた宇宙飛行士が突然現れたときのお話を思い出しました。今生きてるこの空間、別次元の世界が同時に存在することが現実かもしれないことを認識し始めました。
1月13日新宿文化センターでの高句麗伝説では、「五女山は大宇宙なんてもんじゃない」と以前先生がおっしゃたとお聞きしていましたので、水の音、風の音がして高麗さんの第一声「高句麗のまつり」とのお声で点火されたロケットはぐんぐん上昇し、パイプオルガンの音とともに宇宙の彼方へ。体が浮遊しているように心地よく、どんどん体の中が空っぽになっていきました。ここが本来の人間が生きる世界。東明王様の存在現るときのエネルギーのすさまじさとともに、現実に戻ってきました。内心、ずっと宇宙のはるか彼方の異次元世界にいたいと思いました。それを許さぬ力、現実をよく見よという東明王様の現実を変える力、現実にはもう存在しない過去のことに囚われ、それを一掃する力に圧倒されつつも、女が安心して子を産み、育てられる世界をつくるという「愛」のエネルギーが身体に充填されていきます。7歳にして自律した東明王様を感じながらも、生きて二度と会うことのない幼子を野獣のような生き物がたくさんいる野に放つ母、柳花様の愛に、親はどんなときも子が生きれるように考えて生きていたのかとわかると、幼い自分を親戚に預け、生きざるを得なかった母の心中を察することができ、「呪い」や「ノモス」からの解放と感じ、感謝よりありませんでした。時間があっという間に過ぎ、今まで聞いたことがない音楽が流れ、恐ろしいほどのエネルギーに圧倒され、ついに好太王様が登場されたときには吹き飛ばされないようにするのに必死でした。中心にいないと吹っ飛ぶと感じ、恐ろしかったです。「いのちひとつ」より生きる道なし、です。今回の高句麗伝説では「総動員」というお言葉が心に残りました。それほど世界が危機にあると感じ、今までにないほどの東明王様、好太王様の尋常ならざるエネルギー、を身に着けないと生きていけない、世界の大転換になる今年なのかもしれないと感じました。経験できましたことが大変な幸運であり、どのようなことが起きても、乗り越え生きていきます。メタバースとは最近よく聞く言葉ですが、metaというのは「高次の」とか「超越した」という意味で、universeとの合成語ということを知りました。仮想空間の世界ではいろいろなことが始まっているようです。高句麗伝説こそが、現実空間を変える「meta universe」と実感します。アインシュタインが書いたとも、創作ともいわれる「娘への手紙」の中で 「世界を癒すエネルギーは、光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで自分たちを養うのは急を要する。もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、もし私たちがこの世界とそこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、愛こそが唯一のその答えだ。恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、愛の爆弾を作る準備はできていない。しかし、それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な愛の発電機をもっており、そのエネルギーは解放されるのを待っている。私たちがこの宇宙的エネルギーを与えかつ受け取ることを学ぶとき、愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、愛には何もかもすべてを超越する能力があることを確信しているだろう。なぜなら愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だからだ。。。。」高句麗伝説で発動された愛のエネルギーが光の2乗のスピードで世界をめぐり、真実を探求し科学をもって真実を証ていこうとする科学者たちによって先生のおはたらきが証明されるのももうすぐかもしれないと感じました。
終演後、キッチンラボの高麗さんの命名とお聞きする「集い弁当」を高速バスの待合所でそれぞれの地方に帰る参加者の方たちと自然に集って戴きました。まさに「集い弁当」です。彩とりどりの食材を生かし、何が主食とか副食とかの差別がないひとつに集うお弁当をみんなで戴き、心が躍り、幸せです。ありがとうございます。
翌朝、夜明け前に大津京に着くと一面の雪景色の向こうには琵琶湖の向こうから朝陽が昇ってくる光景に新しい世界がはじまっていることを自然は告げてくれていました。
早速にアップしてくださいました。ボイス講演会、先生との対談をありがとうございます。何度もお聞きし理解を深めて参ります。ありがとうございます。