KEIKO KOMA Webサロン

顔が輝いていますよ!


東京から帰って、最初の学校の授業。昨日理髪したこともあるが、最初の挨拶のときから、「おう!」という声が上がり、「先生、若くなりましたね。」とか、「なんでそんなに光っているのですか。」(禿げ頭に掛けているのだろうが)とか、口々に言ってくる。そして、授業が一段と和気藹々のうちに進み、生徒たちとの間の”障壁”が消えているのが分かる。今まで知らんふりして無視していた生徒も、「今からでも提出物間に合いますか」などと言い寄ってくる。「教師力」がついたというのではなく、うまく言えないが、こっちがなにも構えがないので、容易に生徒と一体になってしまえる感じなのだ。だから、生徒の作文について、「これではだめだ。ちっとも掘り下げがないし、論考とは言えない。」などかなり手厳しいコメントしても、生徒たちは嫌な顔もせず、何とか書き直そうと意欲を示すのだ。言葉がまっすぐに入り、まっすぐに出てくる。これはうれしいことだ。
「月曜、昼から帰っていたでしょう。何かあったのですか。」と聞く者もいる。「うむ、東京まで大事な会合があり飛んでいき、夜行バスで帰って来たんだ。」と答える。「いだき」の話は出さずとも、生徒たちの顔には納得があった。「ほんとうは75歳じゃないでしょう!」――確実に「年齢」を越えられた!

 

 

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