子供の頃抱いた夢

盛岡へ向かう日、愛麗花ちゃんに呼ばれたままに行き着いたところには、夢のような別次元から舞い降りてきたような光がありました。純白という表現よりも澄んだ輝きに満ちるクリームに包まれたケーキを見、全身喜びあふれます。誕生日のお祝いの言葉と私の顔、５月１３日と記された真白く光り輝くケーキは、未来からの贈り物と見えます。うれしくてうれしくて食べることがもったいないと感じながらも食べてみたいと生命が要求します。先生がいらしてコーヒーを淹れてくださり、ケーキとコーヒーのあまりにぴったりの味わいに最高の幸せを感じました。一口一口味わいながら、生命に沁み入るやさしい、愛を体感し、とても幸せが満ちてきます。いただけばいただく程に心も体も澄んでいきます。最後はなにもなくなって光満ちる空間とひとつでした。このような経験ができる存在が人間なのだと深く感動し、感謝の気持ちと喜びでいっぱいでした。講座にてお聞きする先生の人生、奥様のこと、お子さんのこと、弘前のご自宅にお邪魔した時に生命一杯感じたぬくもり、「ただ居るだけで幸せ」を感じた空気が蘇ってきました。人間とし生きている御方にお会いできれば、全ての人も幸せを経験できると希望を感じます。幸せ一杯、喜び一杯、感謝一杯で東北へと向かいました。

今日の一番の連絡は、先生のお誕生日の弘前でのコンサートの会場が使用できないとの連絡でした。がっかりしましたが、受け止めざるを得ず、先へいくよりありません。今年はコンサート開催の場所と日がみえないとボランテイアの人に話していたことが今になればこのことと合点がいきます。見えないけれどせめて私の誕生日くらいは決めさせていただきたいと言い、先生のお誕生日は絶対に決めておかないと、と言い聞かせ決めさせていただいた時のことをよく覚えています。これからは今までとは変わることをよくわかりました。新しい道を作ることを考えます。今までのようにコンサートは開催できないとは、昨年１２月のクリスマスイブの「高句麗伝説」の時に見えていたことも今となれば、現実となったので、見えたことを受け止め、考えを深めます。今までのようにできないということはわかりますが、不思議な位、胸の内には希望の光が見え、心がときめくのです。そしてやっとやりたいことが実現できる予感が生まれます。世界を変え、真の平和な世界を創ることの要に入る予感があり、未来へとときめきが生まれています。

東京の地に居ると、特に三鷹の地は先祖代々生きていた地でもあり、子供の頃から生きてきた地ですので、様々な光景からも吹く風や香りからも子供の頃のことをよく思い出します。時々、いだきで生きているのに、何故こんなにも子供の頃のことが今のように鮮明に蘇るのかの意味を考えます。今日も考えていたのです。ふとこのときめきは子供の頃に感じたときめきと同じであると気づきました。子供の頃、未来からの風を感じ、心がときめいたのだと感じています。今これからが子供の頃に抱いた夢が実現するのだと感じるのです。世界を変え、世界平和を実現する人生を生きるのだと大それたことを夢見たと当時は自分で自分の夢が信じがたく、閉じ込めてしまったのです。が、先生に出会った時、閉じ込めた本音が真であったとわかりました。本音のことをお話しする時、生命から生まれる芽と表現することがあります。生命から生まれた芽はたとえ封じ込めても忘れてしまっても、諦めていたとしても、生命の内にあり続け、出会いによって蘇ると表現させていただいています。先生に出会った時、生命の内にしまい込み、封じ込めてきた気持ちが真であったと気づいたのです。過去の全ての瞬間に光注がれ、報われていくと感じ、人間とは計り知れない存在であると魂震えました。先生に出会ってからの人生はその瞬間瞬間を思い出す度に生まれてきた意味も深まることに深く感謝します。

エチオピアにて、ある政府機関のアポで伺った場所から見えた木々の輝きを見た時、時間が止まったように感じ、音もなく、異次元に飛翔しました。木造の古い建物の中でした。昔の木造の学校のような窓があり、開け放した窓の外に目を向けた時のことです。エチオピアの木々は強く、とてもエネルギッシュで、木の葉の色も強い濃い色をしています。この光景は昔見たことがあると、遠い昔を辿ります。突然、昔見た光景ではなく、昔、未来にここに来ることを見た瞬間を思い出したのです。故に私はここに居るのだとわかった時、全身震えました。生命は未来を見、未来に向かい生きているとわかりました。先生に出会えたので実現できたのです。先生に出会えることを生命は予感していたともわかるのです。そんな時に自分一人ではなく、たくさんのはたらきかけがあり魂が導いてくれたと感じるのです。三鷹の地にいると、子供の頃の風、空気が蘇るので、魂がずっと共に在り、先生に出会えるように導いてくれたと生命で感じるのです。これから、全て実現できると感じ、心がときめくのだと今日は感じています。

どこまでも透明で澄んだ光のケーキを創ってくれた愛麗花ちゃんが光り輝く生命がより輝き生きていける社会を創っていきたいと、心から望みます。世界中の子供たちが生きていける美しい世界を創りたい気持ちを実現へと。。。

ありがとうございます。