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化学療法に向かっての一歩


夫は検査の翌日、輸血をしました。不安だったようで、私に「優しい看護士さんなので、輸血が始まるまでいていいか聞いてほしい」との事でした。「大丈夫ですよ」と言っていただき、輸血が終わるまでいることが出来ました。熱も上がらず、血圧も安定して、無事に終わることが出来ました。とても丁寧に、優しくかかわっていただき、心がほっこり温かくなりました。今日は、お腹の水を抜いて栄養分はもどすという事をやっていただきました。帰宅後主治医の先生より電話で「連休明けより化学療法をやりたいので、お話がしたい」と連絡を頂きました。チームの部長先生より息子と二人でお話を伺いました。「本人も大変しんどい状況だと思います。体力も落ちており、精神的ダメージを受けない方法でやっていきたいのですが、如何でしょうか。週に一回3~4時間、点滴で行います。リスクは白血球が減る事、血小板が壊れる事なので状態を見ながらやっていきます」と丁寧にしっかり目を見て話してくださいました。「絶対あきらめない」気持ちで、落ち着いて聞くことができました。先生の「いだき」のお話、高麗さんの語りに沢山の力を頂いています。心引き締まります。誠にありがとうございます。

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