KEIKO KOMA Webサロン

安定を保つ


東京のコロナ感染患者数が増加の一途なので、心配になってくる。しかし、心配と共感は違うのであって、それが「シンパシー」と「エンパシー」の違いなんだろうと思う。今朝の新聞によると、「文学は何の役に立つか」という問いに対して、平野啓一郎は、「今の世の中で正気を保つため。」と答えているそうだ。騒動に対して、やたらに騒いだり、心配ばかりしていないで、冷静に、抽象の梯子を上がり下がりして、知恵を創出していけないと思う。現にコロナ禍のことが心配で心配で、とうとう頭がおかしくなってしまった人を見たり、感情的に離婚してしまって、交渉の維持に行き詰まった女性の相談を受けたところなので、まずは、「自分が安定していること」という先生の先日のお話を思い出した。

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南昌荘にて
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高麗ギャラリーカフェにて
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結工房より