KEIKO KOMA Webサロン

一杯の珈琲


3.11の日、山元町結工房にて、いだきしん先生が焙煎され先生が一杯一杯淹れてくださったアイス珈琲をいただきました。一口生命にふくまれると「すごい!」としか言えませんでした。二口めも「すごい!」としか言えませんでした。海のむこうの国に実った一粒の珈琲豆のふるさとが、先生と出会い、わたしの身にひろがったことの、ものすごく大きな物語の一点につなげてくださいました。朝目が覚めても壮大な物語りが大きな風になって動いてくれているあたたかさを感じ、尊い一人ひとりの生命が一人ではないことがわかり、涙があふれました。世界中の人々が一度のんだら 永遠の物語がはじまる。そういう希望の大輪の花に吹く風が生命に届きました。
高麗恵子さんの天命が世界を変える。ひとつぶの珈琲豆、一杯の珈琲なのだと、つながりました。3.11以降の、そしてロシアに向かっておられる生命の文に触れ、ポタポタ涙がおち、同時に原発の土地のフレコンバックの山積みされた道と吹雪のような砂塵で前が見えない道を走って北上したこと、涙もでない怖さを感じたこと忘れません。
結工房の最後は高麗さんの即興詩をおききしました。言葉どおり「遥か彼方」が ここに みんなに 満ちていました。感謝よりなかったです。
数ではあるのだけれど、一人ひとりに大切に一枚のチラシ一枚のチケット、届けられるように生きます。
ありがとうございます。

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八坂、高麗ギャラリーカフェ
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盛岡にて
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