KEIKO KOMA Webサロン

融合 創生の蒼き御柱


京都から戻り、凄いコンサートだったと感じると共に体が楽になっていることに驚きます。素晴らしい時をありがとうございました。

第一部の冒頭から体が2つに裂けたように内面開かれ、底に沈むようにある世界を眺めていました。根の国…そう感じました。
黒いもやもやしたものが近づき、手を差し伸べるとどんどん体の中に入り込み、重い悲しみがひろがっていきました。胸の中心まで来たとき、水色の存在があらわれ私ごと包み込むように溶け合うと悲しみも一緒に溶けていくように感じました。水色の存在のさらに向こうに霧がはれるように天が開かれていき、創生の蒼き御柱が繋がっていきました。地に埋もれた悲しみがまるで蒸発するように浮かび上がり溶け合うと心軽やかに幸せに包まれていきました。

第二部はメッセージにドキッとしました。大和は国のまほろば…初めてこの和歌をよんだ時の苦しく切ない気持ちを思い出していました。確かヤマトタケルの辞世の歌と記憶しています。父親の寵愛を得るために戦い、その戦いの激しさ故に疎まれたヤマトタケルの、親子のどこまでいっても混じり合わない切なさと、そうでありながらも故郷を愛しく思うヤマトタケルの気持ちが痛く感じて、初めてよんだ時の感覚の意味が解ったことを思い出していました。演奏からも懐かしいような切なさを感じ、そうでありながら未来的にも感じました。

風がとめどなく吹き、始めはその体との境目がムズムズしていましたが、意識を空間に解放すると額から拡大した意識がどこか別の蒼く紫の揺らぎのある星と繋がっていく体感でした。見えないけれど揺らぎの中に存在を感じる生命体は穏やかで人とは違うコミュニケーションをとっているのか、お互いに通じ合っているように見えました。過去と未来、今に溶け合い融合しているような不思議な体感でした。

そして今日もまた場を変え、多くの方々とお会いすることもまた不思議です。新しい時代の幕開けにたくさんの貴重な経験をありがとうございました。

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夜桜
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東京高麗屋にて
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高麗恵子ギャラリーにて