内面を見る
「内面の美しいことが大切」という先生の言葉が傍にあって、何かひどくうれしい気持ちでいられる。実は、このところひどく心が不安定で、ちょっとお金が足りないことでおろおろしてしまったり、忘れ物や落し物が続いたことで、すっかりやる気をなくしたり、仕事が具体的に進捗しないことで、絶望に近い心境になったりするのだった。しかし、それでいて、なに、そうでも構うものか、逆境を引き受けて、信念と志で、ひっくり返してやるさ!と、すぐに冷静さと気力を蘇らせるのだ。これこそ、高麗先生のいわれる、「比較にならない生命であり、内面である」のかと独り喜んでいる。つまり、波風が立ち、よくしけになるが、なんとか月光の美しく射す内面の海を取り戻すということ。イエスのおかげで目が見えるようになった人の心の内の喜び(ヨハネ伝9)が分かるように思えた。ありがとうございます。