全体
先日の マドリードから帰国以降の、いだきしん先生「存在論」前後で書かれた 高麗さんの文章での御言葉が、そのまま御気持ちの変遷を表され 本音に改めて気付かれ、 (それは) ’ 光の道 ’ と読ませていただいた時に、自分も一気に胸が透き 目覚める感覚でした。心の中の その時たった一つの本音に気付いた時、行く道を見つけた時にこそ 真の安堵を得る。このことを高麗さんは 書かれた御言葉で教えてくださいました。自分は渡航前の応用講座で、先生が話された「言葉はいのち」「自分からの表現」について、本当に解りたく ノートに気持ちを書き続けていました。が、ここに来て ようやく生まれた時から求めていたことが判ると同時に、間違いに気付き愕然としました。真の心からの平安を 子供の頃からずっと外の誰か、どこか外の場所に求め続け 得られないと感じると憔悴していたのです、恥ずかしながら今以て。いだきしん先生に出会い、先生の音楽に出会い 内面性を知り、高麗さんの御言葉、作品に心身癒されていながら、この頭は 幼少期に求め与えられたいとせがむ子の状態のままでした。内面に問い 自分で中に答を見つけ道を見出だし、自らの表現をすることにより 初めて真の安堵が訪れる。そう全身で解り、先生の仰る ’ 自律 ’ という御言葉を今噛み締めています。拙い文章、言葉、申し訳ありません。精進していきます。真にありがとうございます。
岩村ゆかり