言葉と時間

東北の応用コースも2ヶ月ぶりで、大変久しぶりにお聞きするピアノの音は、心に優しく優しく響きます。美しく暖かい、温もりを感じる音色に心満たされる時間です。ずっと聞いていたいと感じます。お話は、先生が人間とは何かを探求されていくお話です。言葉を全部否定するワークショップに参加されたお話から、自分の言葉を考えます。自分一人で自分の言葉を否定することは、やれるものだろうか？全部否定するとはどんな状態か？と考えましたが、まだわかりません。俗世の人は習った言葉を並べ立てます。空虚な時間潰しです。自分もそうなっているのだろうか？人に通じるのが本音というヒントがあるので、チケットが売れた時は本音を表現できたのかな、と考えています。最近は、言葉にならない感覚のことを良く考えます。体の中で起こっていることを、どれだけ言葉にできるのか。ただ、人の役に立ったり世界の役に立つことがやれればいいので、自分の感覚にはあまりこだわらなくもなりました。何かをやれば、結果が教えてくれます。結果が良いと、何かにハマってるかなと、感じることもありますが、間違っていればどこかで上手くいかなくなるのでわかります。

死についてでは、三つの時間を統合して一つに向かうとお聞きしました。体、知性、魂の時間。老いてダメになっていくのは、今までの時間で生きているから。次の世代にあけ渡していける、次のステップに次世代が進んでいけるように今生きるのが本当の親と聞き、次世代に負担をかけ、自然と一致しない生き方が現代だとはよくわかります。一歩この部屋を出たら、現実の時間がありそこで生きていくにはどうすれば良いか？との質問に、時間を守らない人は、時間に拘束されている。便利な道具を使って時間を稼ぐこと、自然との対立方法で使うのが今までの時間。当たり前のことを当たり前にやれること、と、とても具体的にお聞きできました。今までの時間から自由になれば全く違う生き方ができると感じます。いだき講座を受ける前は、スケジュールややることを忘れることが怖くて、いつも頭の中はいっぱいで緊張していました。時間給で働いていたので、時間がお金でしたので、ミスらないように気を使って疲れていました。今は、そんな時間からは解放されています。必要なことは必要な時に思い出せるようにもなりました。今に集中することもわかりました。この先には、３つの時間が統一していく時間がある。すごいことをお聞きしました。

本音で生きてください講演会では心模様作品の始まりは、千人針からとお聞きした時に、今手元にある高麗さんの作品の力を改めて感じます。生命現し、生命守る作品です。そして、世界にはそれを感じる人がいること。ビデオ講演会では、レバノンのガジ教授がわかるまで先生の音楽を聴き続けたと聞き、わからないなんて言ってないで、こんなに大切なことはわかるまで聞けばいいのか、ととても納得しました。もちろん、私自身わからないことがあり、自分がおかしいことがわかりたいので講座に参加していらのですが、まだ努力が足りないです。

多くを学ぶ機会をありがとうございます。今日となりましたが、貴重な「東北と日本の未来を語る会」に参加します。よろしくお願いします。