「真の時」の真相
「真の時を刻むようにし 生きた魂」。何年も前の 京都・八坂での詩会で、高麗さんが八坂の路で出会った魂を詩にされた御言葉。それが一瞬にして蘇る、いだきしん先生の [死について] の中での御話でした。時計で決められている時間。哲学で表される ´知性´ により語られている時間。そして、´魂´ と一致した時間=真の時間。この三つ目の 真の時間は、時計で表された時間とは合わない。そう存在する三つの「時間」が一(いち)に 統合され向かっていることを先生はお話しくださり、本日 自分は驚きと 云い得ぬほどの喜びに満ちました。高麗さんの(冒頭の) 詩を初めて伺った時、自分はそれまで 真の時を生きたことなど無かった。自分なりに生きてきた時の全ては 幻想の中でのことではなかったか、と「真の時」という言葉の意味を厳密にはわからないながら、多大な衝撃を受け 今日に至りました。時計に基づくそれまでの時が幻想と感じたことも、魂が存在顕す 真の時 を知った衝撃についても裏付けのように真実を教えていただき、改めて 真の時間を生きる気概が生まれています。本当にありがとうございます。
岩村ゆかり