猛暑の中を歩いて
高槻では午後、驟雨があったけれど、また夏空になり、猛暑が続く。そんな中、訪問先の家庭から駅まで歩いて帰ることにした。30分くらいかかるのだけれど、「かまうものか!」という気持ちになって、どんどん歩いていると、不思議に心が落ち着き、詩を書きたくなったりした。先ほど、小学4年生の男子の母親に「うちの子は宿題をしないので、いつも先生に怒られていますれています。どうしたものでしょうか。」と聞かれたので、「あまり強制的に考えないで、適当に要領よくしておくのに限りますよ!」と答えたことも、ふっきれた原因にある。「宿題は必ずやるもの!」「宿題をきちんとやるのが勉強!」という大方の真面目な考えに、(実は自分もそうなのだが……)異を唱えたいのだ。宿題を一切やるべきではない、とまで言わないが、「宿題なんて、将来会社員になって残業させるべくする布石ですよ。」とだれかも言っていたし、そろそろ自分に中の「糞真面目さ」に分かれるべきではないかと思っているのだ。ちょっとうまくいかないことがあれば落ち込み、ちょっと金銭的不安があればおろおろしてしまい、なかなか太志を育てられないでいるから。もちろん、計算問題を何回も自習し、漢字もきちんと書けるまで練習すべきではあるが、宿題さえちゃんとやっていれば安心とは、もう行かないのではなかろうか。宿題よりその時々の授業を積極的に聞くべきだと思う。だから、教師の責任は重大だと思う。だから、教師が変な思い込み、まじめさに固まっていたのでは話にならない。汗とともに、不安や心配が消えたようだ。