８月１日三鷹コンサート

コンサートが始まると、第一音から澄み切った美しい音が空間に響き、身体に染みこんでいきました。すぐに、今までとは違う新しい空間であることを理解しました。とても居心地のいい空間で、ずっとここにいたいという気持ちで演奏を聞いていました。

第二部の「エロス」では、待ちに待った封印されていたエロス神の演奏だったので、わくわくと心弾む気持ちで演奏を聞いていました。突然ステージの真ん中に何かが現れたのですが、それがエロス神であるということにすぐに気づきました。エロス神のエネルギーは強く深く、中心であり、宇宙全体であり…、言葉に表わすのは難しいですが、失われていた人間本来の尊さを感じました。このような体感を経験できることに、この時代、この瞬間に、身体を運ぶことができることに、感謝しています。自分がなぜ生まれ、どこに向っているのか。今のまま死んだらマズイということだけはわかっています。いだきのことをもっとわかっていきたいと考えます。