世界と、眼

京都での応用コース、存在論、「死について」、ビデオ講演会をまことにありがとうございます。3日間のとてつもない「高句麗伝説」開催の直後であり、コンサートに続き頭も身体も大きく変わりゆく衝撃が続いています。経験させて頂いた生命のままに、現状を実際に変える動きをしていくこととうけとめます。

応用コースでは「世界」「世界観」とおっしゃったことが胸のうちに飛び込み、言葉をわかってるつもりなだけでどこか遠くにあったことをみとめました。「世界を変える」先生、高麗さんと一緒に生きていきたい気持ちをどう生きるか、自分の存在を世界の中で実現することを、ほんとうに真剣に考えたことがあっただろうか。「眼」のお話からも、ずっと目が悪く痛み課題となっていましたが、視野が狭く回りも全体も見えない、そして全身とつながる「眼」の状態は生きてるそのままと感じました。先生が大きく変わられたことを伝えて下さり、自分自身も前の続きでは生きれないとわかります。

「存在論」では「存在者」と「存在」のお話から、人間として生きることを改めて学び、太鼓、即興演奏のこと、ずっと仰ってくださる「臨床」と、実際に「高句麗伝説」で経験させて頂いたことがつながり始め、とてつもない経験から生きはたらいていかなくてはと心します。はたらくということも今までの意識では、まるで半端にすぎないと身にしみました。「死について」は三鷹にて先生からお聴きしたこと、高麗さんが繰り返しビデオ講演会で語ってくださっている、何をもって死とするのかということが、自分では医療で死とされることがしみついていることも、しかし魂もいきてると感じ、よくわかっていきたいと臨みました。死と魂のこと、ふつうでは見えないこと、先生、高麗さんがおられなければ、わかることも気づくこともない社会で生きてると考えます。歴史の深い京都、琵琶湖、奈良の高句麗伝説でどれほどのことを解放して頂いたのか、はかりしれません。私事ですみませんが、講座の前に陰陽師に所縁の場所を通りかなり具合が悪くなり、講座で引き揚げて頂き、いまもある重いこと、みえないことがいま生きる人間にどれほど影響しているのかと実感しました。人間の歴史を深くわかり解いていかれる先生に唯々頭が下がります。生きてる状態がよくなっていけば、見えないことがみえてくるとお聞きしたこと、正直今までは見たくなかったのかもしれませんが、ふつふつと力湧いて、これから能力あげていける可能性は希望です。

高麗さんのビデオ講演会にて講座でお聴きしたことが深まり、有難く、これからバージョンアップしながら一心にしつこく続けること、背中を伸ばし姿勢をよくすること、心して進みます。

大事な機会を、まことにありがとうございます。天田敬子