2000年後を見据え

浸すら未来を造るため生きてきた魂、魂、魂、連なり、今の自分に至り、自分もそう生きてこそ、悲願なると強く身体に刻むコンサートでした。古人の魂だけでなく、あらゆる神もともにあり、動く時が開かれたことが、何とも想像しがたいけれども、麗しい未来に向かっている喜びが灯ります。まだまだ固く閉ざした感が強い地でありましたが、地面から変わって行く兆しに希望がうまれ、ただ表現して行こうと生まれます。奈良ではないですが、先日初めて降り立った比叡山坂本駅の日枝大社の参道にて、立ち寄ったお茶屋では、はかり知れなく長く重い歴史に囲われ生きている方が、ここは時が、止まっているとお話しされました。また是非立ち寄って話を聞かせて欲しいとのことでしたので、近い内にコンサートのご報告も兼ね、伺いたいと考えております。その方の歩まれた人生があまりに重く、楽になってもらいたいと心から感じており、この三夜にて少しは変わったと実感されたらいいと感じております。
ありがとうございます。

田嶋利江子