頭の使い方

昨夜の三鷹での高句麗伝説を聴く会では、始まる第一音から別世界となり、雨の音、香り、色彩が映りその瞬時の展開の早さに驚きました。頭で意識すらできない纏わりつくものが引き剥がされ、中心なる木いだきに集中する世界、何もかも無となり、すっきりと生まれ変わった体感です。このあまりにも違いすぎる世の中で、これから一体どうなっていくのかと、ついお聞きせざるを得ませんでした。現実を分かる事、その中でどうしていくか。正に高麗さんが仰る通り、自分の事だけでなく今の社会の現実そのままを知る事から始まると分かります。と同時に、頭の使い方も考える昨夜です。余計な事に頭を使うのでなく、分かった現実の中でいかに動く為に考えるかの頭が必要です。先生の仰る馬鹿な頭では生きていけないとも分かる昨夜です。自分の頭の中の霧が抜け、明瞭に見える今です。三鷹での高句麗伝説の聴く会での貴重な時間に大きな気づきを頂き、ありがとうございます。更に今日は、先生の「死について」があり、大きな要の動きである月です。よろしくお願いします。