祈りの声 弘前高句麗伝説
弘前の高句麗伝説をありがとうございました。圧巻の素晴らしい舞台でした。
仙台の高句麗伝説のあと、翌日の施術の予約は女性ばかりだったので、また同じような不調があらわれないかと心配でしたが、それはなかったものの、人生で初めて不正出血を経験し、喉の痛みと熱でそもそも弘前まで行けるのかと不安になり、体を休めるものの良くなる気配がなく、そういう問題ではないことがわかりました。
もうひとつ、艮の金神のことで気になることがありました。艮の金神の話をすると頭が割れるように痛くなり、2度目にそうなったときから今回はすんなり参加できないのかもしれないとは感じていました。北上では体が痛み、演奏に集中出来なかったことがあったので、今回もがんばって参加しても、全然集中出来ないかも等、様々なことが浮かびました。
始まってすぐに天には水色の世界が広がっていました。清らかで涼やかな空間に炙られているような感覚が癒されていきました。女性が大地を踏みしめ円を描くように舞を踊り、その軌跡からは螺旋を描くように上昇気流が生まれていました。舞が激しくなる毎に竜巻のように強くなる気流が天に繋がり宇宙と交信をしているようでした。あとで気付きましたが、縄文の遺跡で感じる空間と同じと感じました。
光のピラミッドが浮かび、注がれた光が球になり、天の意を受けた魂…と思った瞬間に東明王様と高句麗建国の詩が始まり驚きました。今回は東明王様の存在が空間から飛び出てくるようで、高麗さんの声もまるで違ってきこえました。
終盤の印象的だった存在は表現が難しく、細胞一つ一つが生きていて人間という全体をつくるように、全体であり個、個であり全体と感じました。そして、哀しみのように感じる痛みを受けました。
人が哀しみの中にあるから…
ずっと寄り添い在る存在の深さ優しさを垣間見る思いでした。モーゼの神とは何かという問いに“在りて在るもの”と答えを得たと読んだことがありますが、こういうことなのかもしれないと感じました。
たくさん癒され、エネルギーをもらい、終演後は食事がとれるほどに回復しました。そして盛岡まで来ることが出来て、本当にありがとうございました。また本日の高句麗伝説を楽しみに参ります。