美しい風景

いよいよ仙台「高句麗伝説」を開催する日となりました。東京からの道中、東北に近づくにつれ、なんとも言えない澄んだ美しい薄い水色の空がひろがり、山々までも透明な光に包まれ、水色に染まり、とても心魅せられる美しい風景を眺めました。この色はなんと表現するのでしょうかと考えるひと時は私にとって幸せな時です。薫る香り、吹く風を表す言葉を探すひと時も幸せな時です。色を調べていると、「白縹」という色がぴったりと感じ、心惹かれる色の名をみつけられたこともうれしいことでした。色のことを調べていると、万葉集の時代の藍染のことまで知ることができ、日本の文化を知ることは心が豊かになることに感謝します。心豊かに「高句麗伝説」をさせていただけますことは何よりありがたいことです。

世界へ向かい活動することを考えると、緻密に完璧に備えることを学びます。そうであれば何も恐れることはないと気づき、常に監視、管理されているように感じてきた体の緊張は溶けていきます。大宇宙の中心で生きる生命です。そうであることを身につけ、生まれてきた意味を実現する人生を生きていく時と身をもって感じています。世界に伝播する高句麗伝説をさせていただけますことに心より感謝します。移転しました仙台高麗屋にも是非お立ち寄りいただければありがたいです。結工房も仙台高麗屋も皆様のお越しをお待ちしています。ありがとうございます。