仙台コンサート前前夜の月

ストロベリームーン、ピンク色の月が夜空を今日も照らしています。今も目の前の夜空にピンク色の月がまるでこちらを見ているように大きく見えています。ニュースでは昨日の地震の被害を伝えています。空にはピンクの月、地面は大きな揺れ、人々のありようは変、どこをみてもおかしな日本です。昨日のコンサートの帰りの乗り物の中ではアイスクリームをスプーンですくいながら食べているおばさんともつかない変な女の人、聞くところによると二つもアイスクリームを食べていたとか。携帯電話をする人、深夜営業のレストランではパソコンを前に私が店にいる間中携帯で仕事ともつかない電話を大きな声でずっとしている男の人、隣のテーブル席の人達は気にもならないようでしたが。美しいのは空や自然、空間、月や星の輝き。部屋の中からお月見ができる幸せを感じながら地震の被害のニュースを見ているギャップも、いつ、東京に起こるのかわからない今です。明後日は仙台のコンサートですが、弘前、盛岡、そして７月の高句麗伝説、８月の狛江高句麗伝説と続く大変化を受け止める日々の中、毎日通う銭湯の主人のおばあちゃんは時々銭湯代金を１００円負けてくれたりします。今日も１００円負けてくれて、昔の人というか、おばあちゃんの気持ちは、無関心を装う現代人とは今も少しちがうものがあり、ここは下町の風情が残っているようです。

明後日からの東北に備え、体調など崩さないようにしようと思います。