ホームグラウンド
三鷹のコンサートで高麗さんにお迎えはいただくときは、格別です。今までは「帰って来た」感じがするのですが、5月の高句麗伝説以降は、さあ出発しますよ、と出発時刻に間に合った感じがします。搭乗口でのお出迎えの高麗さんです。
「一心」を経験させていただき、言葉のイメージとは全く違って、全体と一つに溶け合っていき、なんとも言えない心地よさに体の緊張がほぐれていきました。頭で行動する癖があり、それが絶えず体を緊張させていることに気づくことができました。緊張が解けてくるとすべてひとつになっていきました。「苦悩する」状態は一人芝居なんだと苦笑してしまいました。
夜行バスで帰って来て、午後から仕事に行くと、どの利用者さんとも心が通じ仕事がスムーズに運びます。自分の中身を変えることができる先生のコンサートは、「人間として」の仕事のあり方を体得できる貴重な経験の場であることを実感します。あとは自分の研鑽です。
久しぶりに夜空を仰ぎ、月と星々、自らの生命を感じ、大宇宙に生きる人間としどんどん成長していきたいです。眩しいほどに光り輝く先生のお姿に、元気で健康で強く生きていく事が恩返しと演奏中、ずっと感じていました。先生、ありがとうございます。