言葉を超えて
6月に入って今年の年初に感じた変化とはまた違った変化を感じています。
先生の著書は“生命を癒す”を読んでいましたが、それ以外にも2冊あることを偶然知り、拝見させて頂きました。私も整体師という仕事柄、繋がることがたくさんあり、改めていのちが合うこと、要求と受容のことなど、たくさん整理することができました。
バベルの塔、かって人は天に届く塔を作ろうとし神の怒りに触れ、もともと一つであった言葉は分けられ争いのもとになったという有名な話がありますが、それならば“ひとつであった言葉”を取り戻せばいいのだと感じ、それが先生の音楽なのだと感じたら人にお伝えするのがもっと楽しくなりました。
発達障害のお子さんをもつお客様が、そのお子さんの絵画の個展をある喫茶店でやるというので伺ってきました。絵画の色彩の鮮やかさに親子の愛を感じ、心温まりました。
グルテンフリーを守らず恐縮ですが…お客様お勧めだったのでいわしのパスタを頂き、その美味しさにもびっくりし、さらに出てきた森のコーヒーの美味しさにも正直期待してなかったので驚きました。
「これおいしいですね!」というとオーナーさんが仕入れているコーヒー豆のチラシを持ってきてくれ、コロンビアの危険地域にバイヤーさんが行って仕入れたものだと書かれていました。コンクールで農園名を伏せての試飲にダントツで選ばれたというそのコーヒーは先生のコーヒーを飲みなれている私も感動しました。
そこに書かれていたのはインディオの人達が自分の仕事に誇りをもち、丁寧にダークチェリーの色になったものを摘んでいると書かれていて、心ある仕事ぶりが目に浮かぶコーヒーに心満たされました。
オーナーさんとの話も弾み、先生のコンサートにも興味津々で熱心にチラシを読んでくださっていろいろ質問されたので、先生の本を読んでいたことでより良く自分自身も解り楽しく表現出来、豊かな時間でした。
先生の音楽は究極ですが、この絵画やおいしい料理やコーヒーも、要求と受容を満たすものだと考えれば、言葉だけではなくても心が伝わること、自分のやるべきことに誇りを持つこと、そのように在ることが大切だと感じた貴重な時間でした。
いつもありがとうございます。
明日のコンサート、楽しみに参ります。