鳥の声

遅くなりましたが三鷹、風のホールでのコンサートに参加させていただきありがとうございます。武蔵野コンサートの参加はかなわず翌日帰宅せずに仕事に向かいました。前の大失敗も帰宅せずに仕事をしていた時にしてしまい、躊躇しましたが何事もなく。と書きましたが、本当に何もなかったのか、失敗と思っていることは実は無理をやめなさいということなのかもしれません。失敗こそしませんでしたが過去と同じことは何一つなっていかないことを感じています。自分の心のあり方が手に取るようにわかります。

三鷹コンサート前も自分の頭が過去に引き戻し、現象ともなって現れます。コンサートでは音が光と波になって私の頭を吹き飛ばします。大きな木、いだきとなって見えました。受講生との関係性もその都度替わりますが大きな樹の下に集う一人一人は誰よりも力強いです。決して依存せずそれでいて必要な助けがあります。

悲惨な事件があった日、自分の体感は自分の障害の後遺症がそうさせるからと、雨の中を初めてのお宅を探して必死で認定調査に訪問していました。三鷹コンサートのメッセージで「体感」とお聞きしうまく表現できませんが、自分の以前の体とは全く違う、誰に言っても説明になってしまうことも、空間で一つにわかってくださる方がこうして解放してくださるということに改めて気づき、心は涙一杯でした。

6月になり過去のことでは先の見通しがつきませんが、それでも「これから」に何に出会うのか、内面をきれいにするよりありません。いきてるうちに自分の本当の生まれてきた意味を分かりたいと。高麗さんに素敵ですねと言っていただいたマーブリングのドレスとともに未来の風に吹かれます。今朝目覚めたときに聞いたことのない鳥の声、自然の一つ一つが過去でない未来に向かって生きています。ありがとうございます。