大地からのエネルギー

昨夜の三鷹でのコンサートは、かなしくてかなしくて、何がかなしいのか分かりませんが、心がしんと静まっていました。先生の音が足元を包み込み、地面から私を支え、持ち上げるかのように支え続けてくれます。まるで何かから切り離して下さるかのように。第二部でも足元から、大地から先生の音が伝わり、私を支えてくれます。今度はしっかりと両足を大地につき、エネルギーが一つの柱となります。突然、いだきは三鷹から始まったことが、はっきりと分かりました。大地から伝わる足元からのエネルギーで分かります。何があっても、千葉から三鷹まで通い続けた日々が瞬時に浮かび、涙がこみ上げます。かなしみは愛と分かりました。世界に向けて渦巻き、駆け巡る風が吹きます。その渦中の中に身を置いていました。言葉にならないこの体感は、何と表現したらよいのでしょうか。演奏終了後の拍手で、皆さんが同じ思いであることが分かり、胸が熱くなります。かつてない手拍子は更なるエネルギーとなり、この場の経験に感謝という言葉では表しきれません。三鷹駅まで風に吹かれ歩く時、大地から伝わる力強いエネルギーを確かに足元から受けます。初めての経験です。昨夜から胃が痛く、今朝も痛みがあったので自分に問いながら、全いコーヒーを頂きました。一口で胃が洗浄されるかのように、聖水が流れ込み何もなくなり、驚きました。余計なものは何一つあってはならないと分かる朝です。ありがとうございます。