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百魂と偏微分で道ひらき


色々なことに関心を持ち、次々とやってみることを東北(青森?)では「百魂(ひゃくだましい)」というとのことを存在論でいだきしん先生からお聞きしました。先生が様々なことに関心を持たれているからこそ根源的で中心の最も大事なことを成されていくという生き方は最も学びたいことです。様々なことに関心を持ちながら一つのことをやり抜くには自己の存在がブレないことが必須ですが、閃くことを次々とやっていくことで内面に起こることと外側で起こることが身体を通して一つの動きになっていくこととの感じが漸く身体でわかってきたところです。

一昨日、昨日と山元町を歩きました。二日間で10名ほどの地元の方と会い、今回はできるだけ話を聞くことに集中しました。やろうとすることがあるので自然と質問したい気持ちが湧くことがあり、そのままお聞きすると話されている方の共感を得てさらに話は深まっていくので、話は弾んでいきます。被災から十五年も経ち、外から見える人々の心の光景は一見穏やかなように感じますが、時間をかけてお聞きしていくと内に内にと誘っていただくように本音の声が響いてきました。海辺から400mのところに建ち、東日本大震災時は校長や先生方の機転とチームワークで屋上に生徒50人を含む地元住民や訪問者を合わせて約90人を上げ、全員が助かった話はかつて聞いたことがあるとおぼろげながら思い出しました。語り部の皆さんの話を現地で聞いたのはその学校跡でした。小学校をそのまま被災の遺構として残して来られた先生、PTA、町役場を牽引されてこられた方々の魂が響き、当時の様子が差し迫ってくるように私の心にも映し出されました。

被災経験を伝えるつばめの杜ホールの通路にある展示コーナーもとても工夫が凝らされ伝えようとする気持ちがやさしく向かってきます。今の山元町は2月の国政選挙だけでなく少し後に町政選挙も間近に控え、特に役場や町関連の施設の職員は準備に追われる時期でしたが、九州からひょっこり現れた地震や豪雨の被災者の一人に寄り添うように皆さんお話しくださいました。ついつい様々な話に関心を持ち、気づけば1時間、2時間と時間の経つのを忘れ聞き入っていましたが、その流れを良き方向へ共に向かっていくことを同時に考えていました。まさにその時々に最も必要なことはホワイトヘッドのいうところの「知性」をはたらかせ、関係のプロセスで創造的に成っていくことと捉えます。
ハイデガーもホワイトヘッドも日常に生かす存在論として先生がわかりやすく教えてくださるので有難いです。

そして大事なことは焙煎される時に遠くエチオピアや五女山がそのまま結工房に共にあり、先生の焙煎を通してコーヒー豆が生まれ変わっていく「生成のフィールド」が山元町にあることです。ビデオカメラを持って先生のすぐお側で経験させていただく幸運を生かす道を求めてきました。さらに先生、高麗さんが通い続けられて間も無く8年にもなるのです。被災から15年経ち今に至る山元町で起こってきたこと、今も魂に響く語り部が多くおられ未来に繋げる可能性があることは小さな町だからこそ地元から発信していかないと中々オールドメディアもSNSでも伝わっていかないです。同じように結工房のことも地元の方々に実際に訪れていただき身体を運んで経験してもらえればきっとその尊いはたらきに気づく方々は多くおられると感じる二日間でした。

私自身のことでは、閃き、生まれることを次々と話し出すと収拾がつかず他者には伝わらない経験を高麗屋でもいっぱい重ねてきました。「玄牝」のことを学んでからは特に先生に教えていただいた偏微分の応用、活用は自分自身の理解の方法として、また同時に他者にお伝えしていく時にもとても必要なことと感じています。先生のように「百魂」とは言えませんが、「十魂」と「偏微分」を日常に生かせれば自然と全体にも向かうと今は直観します。
いつも尊い考えるヒントと日常に生きる知恵をありがとうございます。

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