先生のお話をお聞きして
いだきしん先生のお話のライブ配信を拝聴しました。
先生はコンサートメッセージの第一部「音の正体」と第二部の「内面性」についてお話してくださり、感覚や情緒が先行してメッセージをお聞きしてしまう私は、頭でもちゃんとメッセージを理解していくことの大切さを感じながらお聞きしていました。先生がお話されるお声、先生のお姿、そこから光とかエネルギーがあふれるように画面を見つめる私の心身に浸透し、そして交流していくことは、コンサートの最中と同じで、どの瞬間も外せない、と感じました。先生の話をひたすらお聞きし、自分の心身を感じ、空間を感じ、先生との交流を感じ続けました。
お話をお聞きして、自分は長年「違い」に生きてしまったこと、それでいたずらに劣等感を持ったり、ひるがえって自分は人とは違うんだ、自分は偉いんだ・・と強がってみせたり、攻撃的になったり、人を差別したりして、突っ張って生きて、そして人と交流したり繋がったりすること、その温かさ、やさしさ、愛・・・その経験が無いまま、子供の頃からそういうふうにずっと悲しい時間を生きてしまったと、色々な記憶が甦りました。
でも今、「違い」ではない。「差」なのだと・・・。コンサートの経験も心身に湧き起こり、一枚また一枚、覆っていた膜がはがれ落ち、そこに光明が差してくるのを感じ続けました。
「膜」のことも、恥ずかしながらお話をお聞きしていた時は未だよく分からなかったのですが、高麗さんがWebサロンに書いてくださったことを読ませて頂いて、少し理解することが出来ました。子供の頃から、人の話がなかなか理解できず飲み込みが悪く、父からはよく「おまえは頭が悪い」と言われ続けたこと、その辛かったことが湧き上がりました。しかしそれは膜がいっぱい内面に掛かってしまっていたのだと分かり、これからその膜はどんどん取っ払われ、壊れていくのだと分かって、心底救われた気持ちになり、これからを生きていくことが楽しみになりました。
狛江でのコンサートでは、自分が身体のかたちも曖昧になって、心地良い水の中に浮かんでいてゆらゆらしているように感じていましたが、もしかすると胎児に戻って、先生の音の振動を聞いて、胎児の頃の幸せを経験させて貰っていたのでしょうか・・。
あまりよく理解できていないと思い、書き込みも書かないでおこうと思いましたが、お話をお聞きしてから頭の中にぼんやり浮かんでいることを、少しでもその輪郭をはっきりさせていきたい気持ち、それで12月24日のコンサートに臨みたい気持ちで書かせて頂きました。
12月24日は、何かが新しく始まる予感がします。
新しい世界に新しく生まれ出たいのです。
