KEIKO KOMA Webサロン

出会っていたスーパームーン


スーパームーンといだきしん先生の演奏はこれまでにない経験でした。振り返ればメッセージをお聞きするまで今回はすっかりスーパームーンの存在は抜けていました。九州にいたコンサート前夜、玄関を出たところでふっと誰かに声をかけられたように感じ振り向くとすぐ上空にとても柔らかな光を放つ見事なお月さんがいました。大きなお月さんでこちらをやさしく照らしてくれてるようで見惚れてしまいました。ふっと用件を思い出して車に乗り込んだものの彼女(!?)が気になり運転席からチラチラと見ながら移動しました。

翌日の三鷹コンサートでコンサートメッセージを伺った瞬間、その光景がみるみる甦り、演奏をお聴きしているとまさに先生のピアノを通してスーパームーンが身の内を訪ねて来たようでした。心地よく体内全体に浸透し、二部の終わりの拍手からアンコールの手拍子、終演の拍手へとスーパームーン、先生のピアノ、体内を巡る何かが会場全体と一体となってコンサートを終えました。心地よく創造的にはたらくいのちでした。いつも頑固な頭も一つでした。終演後、会場を出るとすぐ斜め前方の夜空に昨日と同じように輝く月の姿がありました。からだが月に惹かれていくように足が前へ前へと動くので軽やかに三鷹駅まで歩いてしまいました。

三鷹コンサートは自分にとって大転換の兆しと感じ、翌日の応用コースで先生からお聞きした話でよくわかりました。九州での意外なスーパームーンとの出会い、あれだけハッキリと姿を現わしてくれたのもよっぽどのことだったとあらためて振り返ります。九州の満月から日に日に少しづつかけていく、いや歪んでいく!?と言うべきか、その姿を東京で二日間見ましたが、東京だからでしょうか?、周りに星がほとんど見えないのです。九州の山中ではいつもピュアな夜空に浮かぶ月の周りには多くの星が煌めいています。

スーパームーンのやさしさに触れ、先生のピアノ演奏で体内に感じ、それに加えて応用コースで頭を整理していただき先生が話してくださる全体、全体性に自然と繋がるように全身が落ち着きました。つい数日前までは想像することさえなかったことです。違いを教えてくださった「自己中」と個性の違いは先生の表現をお聞きしよくわかりました。先生は光のスピードなので距離は関係ないということですが自分は遥かにロウスピードなので先生と身近な距離のフィールド、コンサート、講座のフィールドで何度も何度も経験を重ね、その尊い経験の場をアクティブに生かしていくことだけを考えてきました。そこから漸く何かが生まれはじめていると感じます。

この気づきと同時に晴美さんとの新婚生活の頃に先生がこのままではダメだと思われた時に「100%自分が悪いので自分が変わらないといけない」と動かれたお話が蘇りました。その「100%悪いのは自分」と仰る意味がよくわからずしつこく質問した頃はなぜ100対0 なのか?がわかりませんでした。しかし今回のスーパームーンコンサートを経験して今、あの時に先生が仰っていた意味が理解できるようになっていました。先生のコンサート、応用コースが無かったらスーパームーンとのあの貴重な出会いも何も無かったかのように忘れていたはずです。物事を正確に理解し、全体に繋がる尊い経験の場を常に与えていただき心より感謝致します。月がグッと身近になりました。 

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素晴らしいスタート