実行の九月
休みを取る前に仕事をやり切ると決め、向かった高句麗伝説は経験したことのない美しい水が体の内を流れていました。風が吹き透明な水色の世界に洗い清められ、先に向かって行く力をいただきました。翌日は九月から新しくやると決めたことを実行しました。初めてお会いする人たちの中で自分のやり方を実践しました。どなたもお客様が来てくださらないのではないかと不安でしたが、気づけば大きな声で笑っていました。初めてお会いしたとは思えない程、愉しい時間を過ごし時計を見る暇もなくあっという間に時間が過ぎ去ったのです。人を通して自分の在り方に気づき、次に向かう方向性を教えていただきました。会社ではありえない人との出会い、そして自分の手で稼いでお金をいただくありがたさを学ぶ一日となりました。実行の九月が始まりました。
翌日の朝は、体がそわそわしてなりませんでした。父と愛犬にお線香をあげていても、じっと座っていられないのです。高麗屋さんに行く。余計な雑念よりも体が先に決めていました。直感のまま、そのまま動きました。何があろうと、それが自分であるならそこから始めればいいと気持ちが真っ直ぐに向かっていました。扉を開けると多くの方たちで大賑わいです。来てよかった。瞬時に満面の笑みが体中に満ち溢れました。高麗さんからいただいた内面の詩に驚きました。先月のプレオープンでの経験から一ヶ月、ずっと考えてきました。そのことをお伝えすると、高麗さんが具体的に教えてくださった言葉に、なるほどと目に見えて可笑しくて堪りませんでした。何もかもがすっきりしたのです。すると今度は妙に皮の三点セットが気になり座っていられなくなりました。直ぐに高麗さんが持ってきてくださったものを見た瞬間、しばらく口が開きっ放しでした。これですか?! 体全体がびっくり仰天していました。すごいです。プレオープンでの経験があったからこそ、先生のコンサート、講座を経て、今があるとわかりました。すべてはつながっていました。更にその先に向かう内面の詩と、皮の三点セットです。そして今日は渋谷で先生のコンサートがあるのです。すごい運びです。体はすべてを知っているのだと、はっきりとわかる朝を迎えました。ありがとうございます。今日のコンサートをよろしくお願いいたします。