直観から自然知性、自然知能へ
感性から知性、理性、知能、知恵など人間に備わる様々な能力をいだきしん先生のコンサート、講座で時代に応じて次々と学んで来ました。これらの能力の源は身体にあり、内面の奥深くに眠るようにある潜在意識や無意識なども人間のからだが全て一つに同時にはたらく力であることは直観的に理解していました。
しかし直観がはたらいても現実に動いていると知性や理性が邪魔したり、感性や知恵が振り戻してくれたりで様々な能力がバラバラにはたらく状態で中々中心に向かえないことが大きな課題でした。特に意識は迷走を呼び起こす最大の難物でしたが、漸く意識の入口に立つどころか入口の中に入ってしまっていることを先日のコンサートで知り、経験しました。
一番最初のいだきグループカウンセリングコースで、頭と「首から下」が二つに分割されてしまったような身体を認識するところからはじまり、内臓もまともに機能していなくて、考えるということが散漫になる傾向が顕著でした。そんな状態から内面が一つに向かうプロセスで直観が果たした役割は大きく、プルーストの意識の流れ、ハイデガーの存在論、そして先生が復活後にご自身の探求からハイデガーの前提が間違ってることを知ります。さらにヘーゲルの痛みの哲学を経て顕在意識から潜在意識を拓く意識の入口にある遥かなるプロセスは、いだきしん先生が2倍の人生を生きて探求して下さった「人間とは何か」の答えを誰でもが自分の身体、自己の存在で理解することを可能にするという途轍もない いだき講座、コンサートの効果、成果、いや賜物です。感謝しても感謝しきれないほどの凄いことです。ありがとうございます。
そして先日の9月9日に自然知性、自然知能という表現を新たに知り、正しい方向を確認するために ずっとはたらいてくれていた直観が自然知性、自然知能から生まれていたのだと感じます。直観からスタートする「内面の人生双六」のような道程をいだきしん先生の生命感応によって導かれ、自己の存在に目覚め、自分の頭で考え、自分で決めて生きていく本来の自律の入口にやっと到達したと今、振り返ります。
この長い長い道程の先生の徹底したサポートはカウンセリングをベースにした気づきの機会の絶え間ない提供と捉えますが、とことん「知る」ことへの欲求と先生への共感から生まれる創造力で常に新鮮な発見と喜びに満ち、人生の幸福を知ります。ここまで書いてきてわかってきましたが、この先に真に健康に生き続ける次のステージが想像され、自己の存在で表す仕事を創造し、いだきしん先生、高麗さんと共に世界を変える道を拓くことがいだきアントレプレナーへの道と理解します。