KEIKO KOMA Webサロン

「生きる力」を得て


 昨日、京都は38度の気温と聞いて、もうそれだけで困惑していたが、二つの講座で、涼しい思いになり、かつ、なにか発言したくて仕方ないような明朗な気分になるのであった。先生に会って、そのお話を聞いて、感心したり、笑ったりしているうちに、何か自分の中の積極性や向上心や覇気がどんどん湧いてきて、「これでいいんだ!この場があり、先生と会ってるのだから、何も心配しなくていいのだし、どんどんエネルギーが沸いて来るのだから、思いの通り歩いて行けばいいのだ。」と楽天主義の権化になってしまう。
 それでも夙川から烏丸の阪急の往復は、「座席指定」を奮発し、体を労っていた。なにしろ、9月は四つの高校に出向することになり、月曜から土曜まで毎日スケジュールが埋まっている。(おかげさまで、というべきなんだろうが)昨日伺った、「年をとるほど、愛は強く働くようになる!」という言葉を胸に、やりたいことをどんどんやっていこうと思っている。
 幸い、どの学校の生徒たちの反応がうれしい。「言葉について深く考えさせられた。」「日本語のすごさに感動した。」「とても楽しかった。」「国語嫌いのはずなのに、そうでもないかなと思いました。」という“ひと言”がある提出物を見ながら、一人ほくそ笑んでいる。わたしの行ってる学校は、いわゆる受験校ではないし、大学進学をしない高校生が多いので、意外に偏向していないで、若者らしい素直さと好奇心を持っていて、「余談」を喜ぶところがあるのだが、実用的でありながら、深く考えさせられるよう話題への食いつきは素晴らしい。言葉への愛、愛を語る言葉の教育が実践できているという思いは、授業後の疲労を追いやって、ついつい自画自賛、よしもっともっとやっていこうという気持ちになるのだった。
 とにかく昨日のお礼を言いたくて、急いで書きました。ありがとうございました。明日は三つの学校の掛け持ちです。(9/1)

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